政府はコロナウイルス感染防止のための入国制限について、先日ベトナムとタイからの入国を許可する方針を発表しました。
前回のベトナムに続き、今回はタイから日本に入国するための査証申請手続きについてご紹介します。
申請対象〜就労目的の新規または再入国
9月1日から日本に入国が可能なのは、ベトナム国籍を持っており、ベトナムに居住中で日本への直行便を利用する方のうち、以下の条件を満たした方です。
1|新規査証の申請
-短期商用目的(一次査証のみ)
日本に出張して行う業務連絡,商談,契約調印,アフターサービス,宣伝,市場調査等,日本での滞在日数が90日以内の報酬を伴わない活動
-以下のいずれかの在留資格での就労・長期滞在目的の方
- 「経営・管理」
- 「企業内転勤」
- 「技術・人文知識・国際業務」
- 「介護」
- 「高度専門職」
- 「特定活動」(起業)
2|再入国関連書類提出確認書の申請
再入国許可(みなし含む)を取得して日本を出国中で,以下いずれかに該当する在留資格を有する方
- 「経営・管理」
- 「企業内転勤」
- 「技術・人文知識・国際業務」
- 「介護」
- 「高度専門職」
- 「特定活動」(起業)
申請方法と提出書類
査証申請は、基本的に申請人本人が必要書類を持ってJVAC(日本査証センター)または地方センターの窓口で行います。
A 短期商用目的の場合
- 査証申請書(顔写真添付)
- 旅券
- 申請人の在職証明書
- 招へい理由書(PDF)
- 身元保証書(PDF)
- 誓約書(「外国人レジデンストラック(PDF)」)原本及び写しそれぞれ1通
B 「経営・管理」、「企業内転勤」、「技術・人文知識・国際業務」、「介護」、「高度専門職」、「技能実習」、「特定技能」、「特定活動」(起業)の場合
- 査証申請書(顔写真添付)
- 旅券
- 在留資格認定証明書
- 誓約書(「外国人レジデンストラック(PDF)」)原本及び写しそれぞれ1通
C 再入国の場合
- 再入国関連書類提出確認書の交付申請書(PDF)
- 旅券
- 在留カード
- 誓約書(「外国人レジデンストラック(PDF)」)原本及び写しそれぞれ1通
※申請から査証発行にかかる時間
査証申請から結果が出るまでには通常8営業日かかるとされており、受領書(Acknowledgement)を持参して申請した査証センターに旅券を受け取りに行きます。
日本に入国時の注意点
訪日に当たっては、出国前72時間以内に取得したCOVID-19に関する検査証明が必要になります。
またその他、空港でのPCR検査や日本入国後14日間の健康フォローアップなどの仕組みが用意されているため、詳しくは以下の図をご参照いただき、担当機関にお問い合わせください。
▶在タイ日本国大使館領事部査証班
電話:02-207-8503, 02-696-3003
FAX:02-207-8511
受付時間 08:30~12:00 / 13:30~16:00
大使館案内
▶日本査証申請センター(ナナ・センター)
電話:0-2251-5197-8
Eメール:info.jpth@vfshelpline.com
Website
▶訪日外国人査証ホットライン
電話:1800012326 *タイからの発信のみ
対応言語:英語
対応時間:24時間 / 365日
国内通話料がかかります。