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日本の有名な“コリアンタウン”について調べてみた!

公開日:2020.05.29

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 韓国は、古くから日本と関わりが深く、文化や人的交流が盛んな国の1つです。

 現在でも、多くの在日韓国人の方が日本で生活しており、国籍・地域別在留外国人のうち上位2位、全在留外国人数のうち16%を占めるほどです。

*出典 出入国在留管理庁発表 「令和元年6月末現在における在留外国人数について(速報値)」

 

 在留韓国人が多く居住する地域として、東京新大久保や大阪市生野区が有名ですね。では、なぜ新大久保や生野にコリアンタウンが形成されたのかご存知ですか?

東京新大久保

多くの韓国料理屋や雑貨屋が立ち並ぶ新大久保。韓流カルチャーの発信地です。新大久保がある新宿区内の在留韓国人数は、9,765人に上ります。新宿区発表 「住民基本台帳人口 外国人住民国籍別男女別人口」

新大久保に在留韓国人が多い理由

 明治大正時代から、新大久保には外国の著名人が暮らしていました。特に韓国人が増えるようになったのは戦後の話になります。韓国・日本双方で高い知名度を持つ大企業が、新大久保近くで工場を建設したため、韓国から多くの関係者が来日するようになり、それが新大久保における在留韓国人の増加に影響を与えたと言われています。

 現在では、韓国料理屋だけでなく、ベトナム料理屋やタイ料理屋なども立ち並び、多国籍な街と言えます。新大久保の隣には、日本一の繁華街と言われる歌舞伎町があり、そこで働く外国人労働者に向けた飲食店や美容室が必要だからです。また、新宿付近には日本語学校が数多く存在し、多国籍の外国人留学生が暮らす街となっています。

大阪市生野区

 大阪にも、“生野コリアンタウン”と呼ばれる有名なコリアンタウンがあります。商店街店舗数は120店舗、年会来訪者数は100万人を超えるほど、大きなコリアンタウンです。それを物語るように、平成30年度時点で生野区に住民登録がある外国人27,669人のうち、約80%、22,161名が韓国・朝鮮半島出身者です。生野区発表 「住民基本台帳人口・外国人登録人口」

生野区に在日韓国人が多い理由

 大阪が大大阪(だいおおさか)と呼ばれ、急速に都市化していた大正時代、生野区には多くの中小零細企業ができ、そこに雇用が生まれました。1922年(大正時代末期)に、韓国済州島と大阪をつなぐ貨客船が就航したことを契機に、済州島や朝鮮半島から多くの方が来日し、雇用の担い手となってくれました。朝鮮半島出身者が増えると彼らを相手に商売を行う人々が現れ、その界隈は“朝鮮市場”と呼ばれるようになり、にぎわいを見せるようになります。1929年には、朝鮮半島を大干ばつが襲い、日本へ来る人数にさらに拍車がかかったと言われています。太平洋戦争が始まると、生野では、空襲から逃れるために疎開する日本人店主が相次ぎ、朝鮮半島出身者に店を安く貸したり売ったりするようになりました。終戦後は、多くの方々が、朝鮮半島に帰国しましたが、済州島で起きた政治的事件などをきかっけに、済州島出身者が再び生野に戻ってきて、活気を帯び始めます。

 日本の高度成長時代には最盛期を迎え、韓国や朝鮮半島の食品や雑貨が集まる商店街として、大阪だけでなく近畿各地からも韓国・朝鮮半島出身者が集まっていました。その後は、年々減少する来訪者への打ち手として、新たな顧客を取り込むために“コリアンタウン構想”が掲げられ、今や韓国文化の発信地ともいえる場所になっています。

まとめ

古くから日本と関わり深い韓国。日本国内に在住する外国人数第2位に上ります。東京・新大久保や大阪・生野以外にも、日本各地で韓国・朝鮮半島出身者のコミュニティが存在します。“リトル釜山”とも呼ばれる山口県下関市や、九州初のコリアンタウンを建設しようとする計画があった福岡県福岡市なども韓国・朝鮮半島出身者が多い地域です。

日本の戦時・戦後の混乱の中で発展を遂げたコリアンタウン。今では、韓国・朝鮮半島の文化だけでなく、様々な国・地域のカルチャーを発信する地となっています。

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