日本にある”フィリピンタウン”、”ベトナムタウン”を調べてみた!|ビザサプリジャーナル

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日本にある”フィリピンタウン”、”ベトナムタウン”を調べてみた!

公開日:2020.05.29

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 フィリピン・ベトナムは、古くから日本と関わりが深く、文化や人的交流が盛んな国の1つです。現在でも、多くの在留フィリピン人・在留ベトナム人の方が日本で生活しており、国籍・地域別在留外国人のうちフィリピンは3位、ベトナムは4位と続きます。

*出典 出入国在留管理庁発表「令和元年6月末現在における在留外国人数について(速報値)」

 

フィリピン

 在留フィリピン人が多い地域として、「東京都足立区竹ノ塚」「東京都江戸川区小岩」「東京都大田区蒲田」などが挙げられます。

東京都足立区竹ノ塚

 竹ノ塚は別名“リトルマニラ”ともよばれています。竹ノ塚は、飲食店や居酒屋が立ち並ぶ地域ですが、その中には多くのフィリピンパブが含まれます。そのため、竹ノ塚にはフィリピン人コミュニティが存在しています。

東京都江戸区小岩

 小岩には多くのフィリピン人が住んでいます。都心へのアクセスも良く、家賃相場が比較的安いことも、外国人に人気の理由です。

 実は、小岩がある江戸川区は国際的な区なんです!江戸川区には中国・インド国籍者を中心として多くの外国人が生活しており、中国コミュニティ・インドコミュニティが存在しています。特に、インド人は西葛西辺りに多く住んでおり、IT関連企業に勤める人が多いといいます。江戸川区は、日本以外のアジア出身者として初めて、インド出身男性が区議会議員に当選するなど、国際色豊かな地域として有名です。

 

ベトナム

 在留ベトナム人が多い地域として、「東京都豊島区「千葉県松戸市」「大阪府八尾市」「神奈川県いちょう団地」などが挙げられます。

東京都豊島区

 平成31年時点での区内在留ベトナム人数は3,609名に上り、豊島区池袋周辺にはベトナム料理店や雑貨屋が多数見られます。交通のアクセスが良い点、多くの日本語学校が存在している点が理由として挙げられます。豊島区発表 「国籍別外国人住民数」

千葉県松戸市

 平成28年時点での市内在留ベトナム人数は2,039名であり、中国に次いで2番目に多い国籍です。平成22年から5年間で約5倍のペースで増加しました。

 松戸市内のベトナム人向け日本語学校が好評であり、日本語学校の先輩を頼って日本に来るケースもあるようです。ベトナム人の急速な増加に伴って松戸市では、ベトナム語版のガイドブックを作成して、行政手続きの方法や緊急時の対応を伝える工夫をしています。→松戸市の「生活ガイドブック」ベトナム語版はこちら

大阪府八尾市

 八尾市に多くのベトナム人が住むようになった最初のきっかけは、ベトナム戦争終結後のベトナム国内の混乱でした。1975年にベトナム戦争が終結し、インドシナ3国(ベトナム・ラオス・カンボジア)の政治体制が発足したものの、そうした体制になじめない多くの国民がベトナム・ラオス・カンボジアから離れることになりました。いわゆる“ボートピープル”と言われるインドシナ難民で、1976年に日本にも初めてボートピープルが到着しました。日本も1978年から2005年までインドシナ難民を受け入れ、その総数は11,319名に上ります。

日本に入国したインドシナ難民の多くは、「姫路定住促進センター」などで日本に定住するための適応訓練を受けて、日本各地へ散り就労しました。しかし、母国ネットワークやよりよい環境を求めて、ベトナム人等が集住する地域に移住することが多く、大阪府八尾市もまさにその集住地の1つでした。当時から八尾市には、工場が多く、雇用促進住宅があったことが、ベトナム人の八尾市集住の理由の1つと言われています。その後は、母国から家族を呼び寄せたり、人が人を呼ぶという形で八尾市にベトナム人コミュニティが出来上がっていきました。他には、神奈川県藤沢市や兵庫県神戸市なども大きな収集地であり、現在でも多くのベトナム人等が生活しています。

 急増する在留ベトナム人に対して、八尾市では、特定の学校にベトナム人話者を設置するなどの支援を行っています。

まとめ

 フィリピン人もベトナム人も母国コミュニティーを求めて、母国の人達が多くいる地域に集まるケースが多いようです。フィリピン人やベトナム人が多く住む地域の行政も、手厚い支援を行っているようです。私たちもぜひ共生に向けてできることから始めたいですね♪

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