【外国人の生の声をお届け!インタビューVer.5】インドネシア出身のJESSICAさん~日本の「ユーザーエクスペリエンス」カルチャーを学びたい|ビザサプリジャーナル

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【外国人の生の声をお届け!インタビューVer.5】インドネシア出身のJESSICAさん~日本の「ユーザーエクスペリエンス」カルチャーを学びたい

公開日:2021.03.24

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外国人インタビュー第5弾!

行政書士法人jinjerでビザ申請を担当させて頂いた外国籍の方より

日本での生活エピソードなどをインタビューし、生の声を届けていきたいと思います。

 

プロフィール

お名前:JESSICAさん
出身:インドネシア
居住地:東京都
現在の職業:UI/UXデザイナー
在日歴:1年
申請したビザの種類:技術・人文知識・国際業務

 

自己紹介をお願いします。

私はインドネシア人の父、オランダ人の母をもつ、国際家庭で生まれました。

生まれたのはインドネシアでしたが、すぐに引っ越して幼少期はオーストラリアで育ちました。その後、デザイナーとして勉強するためにフランス、イギリス、シンガポールを転々とし、去年日本の企業に就職しました。今はUI/UXデザイナ-として活動しています。

小さいころからファッションが大好きだった私は、ファッションデザイナーになるためにフランス、イギリスに行ってデザインコミュニケーション学の大学院を卒業しました。最初はフランスの学校に入りましたが、修士取得に2年かかるため、1年で修了できるイギリスの大学に移りました。その後はシンガポールでファッションディレクターとして活動していました。

 

日本に来たきっかけを教えてください。

私は以前から日本のファッションが好きで、リッチな日本の文化に憧れていつか住んでみたいと思っていました。

ファッションディレクターだった私が、UI/UXデザイナ-として日本に就職した理由は、日本の「ユーザーエクスペリエンス」が素晴らしいと思ったからです。

日本は人の思いやりやEmpathy(共感)が強い国だと思います。例えば、公共交通機関である電車が事故で止まってしまったとき、海外では仕方なく待つのが普通です。でも日本は、利用者のことを考えて振替輸送をするというシステムができています。このように電車に限らず、日本では人のことを考えた様々なプロダクトがあり、その考え方を学びたいと思いました。

前職のファッション界で最も求められるのは「Visually Beautiful(視覚的な美しさ)」ですが、一方でユーザーエクスペリエンスデザイナーとは、人のことを考えてプロダクトを生み出す仕事です。人のためになる仕事をしたいと思い、その文化が優れた日本で、ユーザーエクスペリエンスデザイナーになることを決めました。

 

日本の仕事はどうやって見つけましたか?また日本の企業カルチャーについての印象を教えてください。

仕事はLinkedInなど、ネットで調べて見つけました。私は日本で博士号を取りたいとも思っていたのですが、ちょうどネットで知り合った会社の人は博士号をとったと聞いて、色々相談に乗ってくれました。

日本語はNetflixなど映画やドラマ、アニメなどを見て独学で勉強していたので、その人と連絡を取るときも日本語でやり取りをしていました。

 

日本での仕事は、とても楽しいです。シンガポールで働いていたころと同じくスピーディーで、何よりもFeedbackが多いのがありがたいです。日本語がまだ不慣れな私を、丁寧にサポートしてくれます。

ファッション界で働いていた頃はスピーディーが求められますが、ここでは作る目的を考えて、一緒に勉強していくというスタンスが好きです。デザインをどうするか悩んだ時も、相談すると何が最優先事項かを教えてくれて、一緒に調整してくれます。

ここで学んだことがあれば、ファッションディレクターとして働いていた時もう少し上手くできたのに、と思うこともあります。

 

今後日本でやりたいことがあれば、教えてください。

日本の色んな街を歩いて、もっと日本の文化について知りたいと思っています。私はデザートが好きなので、日本のいろんなデザートを食べてみたいと思っています。

そういえば、この前ちょっと大きい地震があった時、私は初めてでとてもビックリしましたが、周りの日本の人たちは平然な顔をしていて、すごいと思いましたね。海外の友達も心配してメッセージを送ってくれました。

週末時間があるときはゴルフやフェンシングをしたりして、楽しく過ごしています。

 

仕事面では、もっとキャリアを積んで、ヒューマンデザイン学の博士号を取りたいと思っています。日本の色んなプロジェクトやプロダクトを観察して、これからも人のためになるデザインを作っていきたいと思っています。

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