外国人インタビュー第1弾!
今回から、行政書士法人jinjerでビザ申請を担当させて頂いた外国籍の方より
日本に来たきっかけや日本の(企業)文化に対する意見・エピソードなどをインタビューし、生の声を届けていきたいと思います。
プロフィール
お名前:サミクシャさん
出身:ネパール
居住地:静岡県
現在の職業:留学生のサポート
在日歴:5年行政書士法人jinjerでは、留学ビザから技術・人文知識・国際業務ビザへの変更申請を代行させて頂きました。また現在は、ネパールにいらっしゃる旦那さんを日本に呼ぶための「家族滞在」ビザの申請をお手伝いしています。
日本にきたいと思ったきっかけ・日本の仕事の見つけ方は?
ネパールの学校を卒業後、5年くらい小学校の先生として働いていました。子供が好きなんです。
小さいころからどこかの外国に行ってみたいと思っていました。親戚のおじさんが日本にいたので、日本に興味を持ち始めて、留学することを決めました。
叔父は日本に10年以上住んでいて、この前帰化のビザを取りました。もう「日本人」です(笑)
日本で専門学校を卒業してから、私の場合は就職活動はあまりしませんでしたが、叔父が働いている会社を紹介されたので面接して、内定をもらいました。
今年4月に入社したばかりで、今は会社に入る留学生の新卒社員のサポートをする仕事をしています。
日本に実際住んでみてわかった、良いところと悪いところ
日本に来てびっくりしたことは、夜にたくさんの人が出歩いていることでした。
ネパールは治安が悪いので、特に女の人は1人で夜歩くと本当に危ないです。それで命を落としてしまうこともよくあるくらいです。
日本は夜遅くまで店も開いているし、コンビニとかもたくさんあるので、安全だしとても便利だと思います。
逆に、もうちょっと直した方がいいなと思ったのは、家族と一緒に住んだり時間を過ごす人が本当に少ないことです。
ある日本のお母さんが、子供が仕事のために別々に住んでいて寂しいと話してるのを聞いてびっくりしました。
ネパールでは家族で一緒に過ごすことはとても大事です。でも日本は、同じ家にいるのに別々にごはんを食べたり、別々に洗濯したりすることが当たり前なんだなと思いました。変わらないとは思うけど、そこがもう少しよくなったらいいですね。仕事で家に帰るのが遅くなっても、10分でも良いので家族と過ごす時間をつくるのは自分の努力だと思っています。
私も留学生のときは友達と4人で暮らしていて、今はおじさんとその家族と一緒に住んでいます。1人暮らしをしたら病気になってしまうかもしれません(笑)
ビザを申請する際に、一番心配だったことは?
私が日本で卒業した専門学校が、ニュースで問題になりました。
そのせいで、私のビザの審査に影響が出るかもしれないと不安になりましたね。
日本で今後やってみたいことは?
一度日本に来たからには、10年くらい長く住んで、ネパールとどんな違いがあるのか、色々経験してみたいと思っています。
まだ会社に入ったばかりなので、まずは仕事に慣れることが目標です。そうしたら、もっといろいろなことに挑戦したくなると思います。