病気と歩む道はあなたの物語。患者によるがん治療の記録を実現|起業サプリジャーナル

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病気と歩む道はあなたの物語。患者によるがん治療の記録を実現

公開日:2020.05.27

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以前、起業サプリジャーナル編集部でも起業家インタビューをさせていただいた、Third Way株式会社がクラウドファンディングをされています。

<過去のインタビュー記事>

乳がんの最適医療AIリコメンドアプリ「マンマミッテ」は既存のセカンドオピニオンの仕組みを変える。サードウェイ株式会社 太田順子【起業家インタビュー128回目】

 

私は、10歳の時に母が乳がんで余命数ヶ月と宣告されたことがきっかけで、医療に関わる仕事がしたい思い、12年間製薬企業で働いてきました。製薬会社では営業を経験後、教育研修のインストラクターをしていました。

日本の健康医療に貢献したいとの想いで仕事に従事していましたが、母が当時の医療に救われたように、いつかは自分もその恩恵を何かしらの形で社会に還元したいと、ずっと考えていました。その想いが募り、起業に至りました。

私が開発する「ペイシェント イルネス ヒストリー」は、患者さんそのものであるカルテを自分で記録し、保管するシステムです。患者さん自身が自分の治療や闘病を記録し、家族や医療従事者と経過を共有できるようにすることで、納得して治療に向き合っていただくことをサポートします。

がん治療中の闘病経過とその記録は、いくつかの病院にかかることが多いがん患者さんにとって自分の体の一部。自分自身の人生であり物語です。

新型コロナウイルスでも、急を要する患者さんがいます。がんの診断を受け、どうしていいかわからず、病院も新型コロナウイルスの対応で受け付けてくれない。そんな時、どの病院にかかったらいいのか、今の状態で不安な気持ちや自分の状況を話せる場所があったら・・・。

このような要望があり、私は立ち上がりました。

通常でも今のような有事の時でも、人に言いにくく、とても不安な気持ちを、スマホ一つで記録し、次の受診時に医療関係者とコミュニケーションが取れるようにしていきます。

「ペイシェント イルネス ヒストリー」の開発を通して、家族や医療関係者と「自分の気持ち」を見える化して共有できるようにすることで、診療にかかる時間を有意義に活用でき、自分のがん治療の記録を、カルテのように記録して持ち歩くことができる「未来」を作りたいと考えています。

現在、弊社では、乳がん、肺がん、肝臓がん、すい臓がんの患者さんたちをサポートしています。今もこの方たちがサービスリリースを待っています。

2人に1人がガンになる時代。今こそ、このシステムを通じて社会に貢献したい。

ご支援をよろしくお願いいたします。

 

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投稿者について
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綴木 晴彦

1982年生まれ。中央大学法学部卒、中央大学大学院卒。教育系の企業にて執行役員として新サービス開発などを統括。ビジネスマンのキャリア開発、資格取得の支援などを行う。その後、人材系のベンチャー企業である株式会社ネオキャリアに参画し、事業部長として新規事業開発に従事。社内起業として行政書士法人jinjerを設立。外国人の就業支援・ビザ取得支援、会社設立支援、企業の資金調達支援、補助金取得支援などを行う。

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