外国人インタビュー第4弾!
行政書士法人jinjerでビザ申請を担当させて頂いた外国籍の方より
日本での生活エピソードなどをインタビューし、生の声を届けていきたいと思います。
プロフィール
お名前:SUKMAYAさん
出身:ネパール
居住地:静岡県
現在の職業:通販商品の出荷
在日歴:5年
申請したビザの種類:技術・人文知識・国際業務
日本に来たきっかけを教えてください。
私は2016年に日本に来たので、今年で5年目になります。
子供がネパールにいるのですが、子供が生まれて1年半後くらいに日本に来ました。ネパールの人はオーストラリアや日本、アメリカなど海外に行く人が多いです。
私は兄弟の中で初めて海外に出たので親が心配していますが、日本に親戚や友人がいたので話を聞いて、子供の将来のために日本に留学したいと思ったのがきっかけです。
ネパールの生活と比べて大変だったこと、工夫していることがあれば教えてください。
日本はイメージしていた通り、便利で安全な国だと今でも思っています。生活費は高いですけど・・。
うちは実家が農業をしていて、ネパールでの生活にかかるお金は1か月1人1~2万円くらいです。学校費は1か月2500円くらい。日本で給料はたくさんもらうけど、貯金するのは大変ですね。
食事はほぼ自分で作っています。料理が好きなので、仕事に行くときもいつもお弁当を作っていきます。ネパールの食品を売っている店があるので、電話で注文したらすぐに送ってくれます。ほかの留学生も自炊している人が多いです。なので、ごはんが合わないから大変、ということはないです。
日本の食事もチャーハンとか焼肉、みそ汁は食べたことがありますけど、チキンカレーはとても甘いと思いました。一年に一度のお祭りのときは、ネパール人が集まって料理を作ってお祝いします。
ネパールのお祭り料理
ネパールの普段食
今の職場を選んだ理由は何ですか?
就職活動をしたとき、他にホテルやレストランでも内定をもらっていましたが、今の会社に選んだ理由は外国人がたくさん働いているからでした。
留学生の時は日本人は厳しいと聞いていましたが、この会社に入ってイメージが変わりました。外国人が多いからサポートもしっかりしているし、私がいるチームで外国人は私一人ですが、他の日本人はみんなとてもやさしいです。
私が仕事する場所で一番大切だと思っていることは、一緒に働く人だと思っています。良い人たちと一緒に働けば、仕事が大変でも、問題が起きても、乗り越えることができると思うからです。
今後日本でやりたいことがあれば教えてください。
最初にも話した通り、私が日本に来たのは子供の将来のためです。
ネパールよりも教育の環境や生活環境、働く環境が良いので、子供が日本に留学できるように先に私が基盤を作りたいと思いました。旦那さんも今ネパールで自分の店をやっていますが、売って日本に来たいと考えています。
日本で留学生が生活するのは大変だというけど、友達や家族がいて、みんなで助け合っていけるので、特に大変と感じたことはありません。
まずは日本で15年は仕事の経験を積んで、そのあと自分のビジネスができればいいなと思っています。ネパールの良いものを海外に伝えていけるビジネスがしたいと思っています。