2020年10月1日から日本への入国が全面解禁に
「新型コロナウイルス感染症の感染拡大に係る上陸拒否措置及び 出入国在留管理庁国際的な人の往来の再開の状況(概要)」(令和2年9月28日現在)が公表されました。
「10月1日から,全ての国・地域のビジネス上必要な人材,留学,家族滞在等の在留資格の者について,防疫措置を確約できる受入企業・団体がいることを条件に入国を認める」
との記載があります。
就労ビザや留学ビザ、家族滞在ビザなど、受入団体がある外国人に限り入国できることとなったのです。
国籍の制限もありません。
手続き方法は?
手続き方法や必要書類については、2020年9月29日時点ではまだ公表されていません。
運用が決定次第、外務省のHPにアップされますので随時チェックしましょう。
ビジネストラック・レジデンストラックを利用した入国とは違う?
これまで、「感染状況が落ち着いている国・地域を対象として,ビジネス上必要な人材等の出入国を,追加的な防疫措置を条件として,準備が整い次第,試行的に順次実施」するという方法がとられていました。
政府間の協議がととのった国から、ビジネストラック・レジデンストラックを利用して入国する形です。
ベトナム,タイ,カンボジア,シンガポール,マレーシア,ミャンマー,ラオス,台湾についてはすでにこの運用でビジネス人材に限定し入国が許可されています。
ただし10月1日からの措置は上記の措置とは別物であるため、必要な書類や手続きも異なることが予想されます。
いずれにせよ、詳細な情報が近日中に出る見込みですので引き続き動向をみる必要があるでしょう。