【起業に役立つサービス紹介】最短3分・オンラインで商標登録申請が完結!?オンライン商標登録サービス Cotobox(コトボックス)|起業サプリジャーナル

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【起業に役立つサービス紹介】最短3分・オンラインで商標登録申請が完結!?オンライン商標登録サービス Cotobox(コトボックス)

公開日:2018.12.21

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突然ですが、質問です!貴方が始めようとしている or 始めているサービスの商標登録は済んでいますか?それ、もしかして他社が先に取っていたりしませんか?これらの問題はスタートアップには“よくあること”とインタビューをした五味氏は語ります。今回は、「面倒くさい」や「よく分からない」からといった理由で先延ばしにされがちな「商標登録」をオンラインで簡単に出来る様にしたCotobox(コトボックス)というサービスの紹介です!

 

運営会社の紹介(cotobox株式会社)

設立:2016年2月
代表:五味 和泰
代表プロフィール:早稲田大学理工学部卒、米国南カリフォルニア大学法学修士。特許事務所で10年間、知財実務に従事。2015年、はつな知財事務所を設立。2016年2月より現職。日本弁理士会、日本商標協会に所属。

 

今回のインタビューは、CEOの五味氏にお話を伺いました。

 

オンライン商標登録サービス「Cotobox(コトボックス)」とは?

 

> 「Cotobox(コトボックス)」は、どんなことが出来るサービスなのでしょうか?

 

Cotoboxは、弊社で独自開発したAI技術を使って、3ステップ・最短3分で、商品名やサービス名に必要となってくる商標登録出願のための書類の作成〜申請までがオンラインで完結できるサービスです。

従来は、これらの業務を弁理士が代理して行っていたのですが、Cotoboxは、それらをオンライン化することで中間でかかる間接コストや申請業務にかかる工数を抑える新たな価値提供を行っています。サービスローンチから約1年で、これまで1,000件の商標登録を実施してきました。

 

> 書類作成だけでなく、申請までもサービスから出来るんですね!

 

はい。書類作成後の最終的な確認・申請には、提携弁理士に協力を頂き、最終チェックをして特許庁に提出します。

 

> そもそも商標登録の作業って、面倒くさいものなんですか?

 

初めての方にとっては、かなり手前のかかる作業だと思います。

加えて、“出せば必ず通る”といったものでもない為、特許庁から貰ったフィードバックに対しても適切な対応が出来ないと手間と工数だけが延々と重なっていくので、やはりそこには専門家の知見を入れた方が絶対に良いです。

 

> なるほど。リアルな弁理士への相談と比較した時の差別化などもあれば、教えて下さい!

 

はい、2つあります。

①コスト面

テクノロジーを使った自動化とオンラインによる効率化によって、これまで中間でかかっていたコストを削減、従来の1/3程度の価格で特許庁への申請を行えるような価格帯まで下げることを実現しました。

②申請にかかるスピードの短縮

これまで特許申請には約1ヶ月ほど(※)の期間を有していましたが、Cotoboxなら最短1日で特許庁へ申請書類の提出が可能です。

※弁理士を見つける・探す、といった過程から換算。

 

スタートアップと大企業では商標登録のフローが逆!?「現在のスタートアップのやり方では遅い」と語る五味氏。

 

> 現在は、どんなユーザーの方々が使っているのでしょうか?

 

創業したてのスタートアップから設立5年目くらい・規模的には社員10名前後の会社がメインユーザーです。CEOやボードメンバークラスの方々が、直接申し込んできてくれています。

 

> 「サービスが出来→軌道に乗りはじめ」くらいの方々でしょうか?

 

そうですね。サービスが伸び始めくらいの方々が多いです。

ただ、私の個人的な意見としては、そのフェーズでの登録申請では遅いかなと思っていまして・・

 

> 「遅い」とは?

 

そのフェーズだと既にネーミングを使用していて、それなりに会社としても愛着を持っていたり、場合によっては市場でもそれなりの知名度を獲得しているケースもあります。それを今から取りたい!となっても、他社が取っていたりなど希望していたネーミングが取れないパターンって実は沢山あります。「じゃあ、名前変えますか」となっても『(他を)考えていなかったです』『変えたくない』となるのが、ほとんどです。

大企業の場合、このフローは逆です。先に商品やサービスをリリースする前に何案もネーミングを用意して、登録が可能なネーミングを先に確認して、商標登録をしてから、リリースをする、というフローになっています。

スタートアップという、時間もメンバーリソースも限られたフェーズの中で、つくったサービスがそういった形でつまずいてしまうのは、とても勿体無いことですし。商品やサービスの構想を練っているタイミングで、ネーミングについても失敗のない商標登録が出来る様になって欲しいと思っています。

 

> 確かに。気持ち的には「サービスがもう少し大きくなってからで・・」という風になりそうですね。

 

はい、なので私達ももっと早期のタイミングでユーザーとの接点を持ち、その段階でCotoboxを想起して貰える様に機能やサービスを拡げていかなければと思っています。

 

> 結果的にスタートアップにとっても、その方が後々の工数が削減されて楽ですよね、きっと。

 

そうなんです。正に仰る通りです!

 

「Cotobox」の立ち上げ背景について

 

> サービス自体は、どのような経緯で思いついたのでしょうか?

 

私自身、10年くらい弁理士という仕事をやってきていて、なんとなく(効率的じゃないな・・)ということを以前から感じており、紙の書類をPDFで保管する様になったことが果たしてデジタル化と言えるのだろうか?といった想いを漠然と持っていました。

そんな時にアメリカに留学する機会がありまして、現地で「リーガルテック」という言葉と、それに付随したサービスが立ち上がっている現場を目の当たりにしました。

それを見ていて(いつか日本でもそういった社会が実現するんだろうな)と思っている内に「自分でも何か新しいことを始めたい」と思ったのがキッカケですね。

 

> その中でも「商標登録」に絞ったのは何故ですか?

 

それまでは「特許」を専門としていたのですが、その分野は当時の技術ではまだ自動化が難しいと判断して、まずは実現の可能性が高く、自分が手をつけられるところからスタートをしました。

加えて、中小企業以下の人たちは「商標登録」のことを知っている様で知らない。それによって、余計な工数を割いているという事実も当時から課題感として持っていたので、(もしかしたら、値段を下げたらもっと使ってくれるのかな?)という仮説を持ってやってみたという経緯ですね。

 

 これからのCotobox

 

> 今後の展開についても教えて下さい!

 

サービスをつくった当初は、特許の領域まで拡げようかと考えていましたが、サービスを始めてみて、この「商標登録」という分野の奥深さや、まだまだ改善出来る余地があると感じているので、しばらくはこの分野に集中してユーザー体験を高めることを考えています。

今後の展開としては、ネーミングが決まった段階でCotoboxの利用を考えるのではなく、「ネーミングを考える」ところからサービスに触れて貰う機会の創出や、取得したネーミングに似たようなネーミングがWeb上に出たとき、それらにアラート機能を通知するといった、取得前後に絡んだサービスや機能の実装を考えています。

 

> 最後に、記事内でお伝え出来る告知事項などもあれば教えて下さい。

 

現在、多方面での採用をしています。

・Webエンジニア

・マーケティング責任者

・UI / UXデザイナー

まだまだ弊社自身もスタートアップということもあり、足りていない部分が多いですが、是非Cotoboxに興味を持って頂いた方からのご連絡をお待ちしております。

 

> これからの展開が楽しみですね!今日はありがとうございました。

 

ありがとうございます!

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