【起業に役立つサービス紹介】まだエクセルで請求書つくってる?ユーザーの事業成長に寄り添う請求書作成サービスを目指す「Misoca(ミソカ)」|起業サプリジャーナル

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【起業に役立つサービス紹介】まだエクセルで請求書つくってる?ユーザーの事業成長に寄り添う請求書作成サービスを目指す「Misoca(ミソカ)」

公開日:2018.10.31

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突然ですが、見積書・請求書を何のソフトで作られていますでしょうか。Excel?Word?それともGoogle Drive?一見、簡単に思える作業でも、顧客によって記載内容が変わると崩れてしまうフォーマット。誰に送って・今どんなステータスだったのか、、把握が追いつかない管理。意外とこの業務を(面倒だな)と思う方は多いのではないでしょうか? そんな人ほど使って欲しいサービスが、今回ご紹介する「Misoca(ミソカ)」です!2011年クラウドでの請求書作成サービスを開始した市場のパイオニアとも呼べる同社にお話を伺いました。

 

運営会社の紹介(株式会社Misoca)

社名:株式会社Misoca
代表取締役:豊吉隆一郎
設立:2011年6月2日
資本金:64,167,015円
本社:〒450-0002愛知県名古屋市中村区名駅2丁目35番22号 メビウス名古屋ビル2階
松江オフィス:〒690-0003島根県松江市朝日町498番地 松江センタービル5階

 

今回は、同社執行役員 マーケティング担当で、Misocaのプロダクトオーナーの大沢氏(写真:左、女性)。親会社である弥生(株)からビジネス戦略チーム マネージャーで、Misocaのマーケティング担当の木下氏(写真:右、男性)にお話を伺いました。

 

見積書・納品書・請求書作成ソフトの「Misoca」とは?

サービスの紹介

Misoca(ミソカ)は、見積書・納品書・請求書の作成をクラウドで作成出来、その後の郵送やメールでのデータ送付から、売上の進捗管理までがワンストップで出来るクラウドサービスです。親会社である弥生(株)をはじめ、各種会計ソフトとも連携をしている為、そのまま経理業務を効率化してくれるメリットもある。2011年からのサービス開始後、個人事業主やフリーランスを中心にユーザーを伸ばし、現在は、スタートアップや中小企業にもユーザーを拡大している。

 

 Misocaの特徴は、請求書が簡単に作成出来ることではなく、つくった後の工程にある!?

>サービスの特徴について教えて下さい。

 

木下氏:Misocaが「クラウド請求書サービス」のパイオニアとして、この市場をつくってきたという自負はありますが、「簡単に見積・請求書が作成出来ます」ということ自体には、正直それほど価値がないと思っています。現在、Excelで請求書を作っておられる方はおそらくExcelで「簡単に作れている」と感じていらっしゃるでしょうし、特にフリーランスの方に多い、毎月同じような内容の請求書であれば尚更、シートをコピーすればあっという間に作成できます。

その中で、我々がしっかり訴求していきたいのは、このExcelやWordではなく、クラウドであることの”特性”です。つまり、「請求書をつくった後の工程」と、その後の「管理機能」にあると思っています。

 

> つくった後の工程とは?

 

木下氏:特徴的なのは「請求書の相手先への送り方」です。事業者にとって毎月の請求処理で非効率なのは、実は請求書を「作る」ことではなく、「送る」作業です。ExcelやWordで作成したら紙に出力する→送付書と共に折りたたみ封筒に入れる→それに切手を貼り、ポストに投函する、といった作成後の工程が手間だと感じる部分だと思います。それがクラウドサービスであるMisocaなら、作成した請求書をボタン一つでメール送付が出来たり、郵送代行を利用することができる。相手先に「送る(届ける)」といった、つくった後の工程を省くことで業務を効率化できることが、Misocaの大きな特徴だと考えています。

 

> なるほど。

 

木下氏:ただ、この「送る」に関しても、今は同様のクラウドサービスが増えてきたので、しっかり差別化ができるサービスに成長させていく必要性は感じています。重要なポイントは、その後の「管理する」といった機能だと考えています。
特に、スタートアップや独立したての個人事業主であれば、まだ取引件数が多くない分、一社一社からの入金がとても重要になってきますよね。Misocaは作成した請求データを、その後の入金管理まで、キチンと意識を持っていけるようなチェック機能やレポート表示があります。Excelなどで「作成して終わり」ではなく、「作成する→送付する→管理する」までの一連の請求業務をラクにするために、「管理する」といった部分はさらに強化をしていきたいと思います。

大沢氏:先日iPhoneアプリで機能アップデートしたのですが、そこでは顧客から入金予定日に「入金のお知らせ」がプッシュ通知される機能を搭載しました。これも先ほど木下が話した様な「管理する」をもっと便利にしていく取り組みの一つです。

 

> 同様のサービスがいくつも登場してきている中で、ユーザーへのメリットを他に伝えるとすれば、他にどんなことがありますでしょうか?

 

木下氏:やはり、この分野のパイオニアとして培ってきた、「クラウド請求といえば、Misoca」という強いブランド力はとても重要だと思っています。当社(弥生)は長年、業務ソフトシェアNo.1のポジションにいるからこそ感じるのですが、業務サービスにおいて「多くのお客さまに使われている」というのは大きなアドバンテージです。ユーザーが多ければ多いほど、それだけユーザーからのフィードバックや知見が溜まり、開発やサポートに活かすことができます。さらに、Misocaはもともと口コミで拡大してきたように、自分の周りにもユーザーがたくさんいるというのは大きな安心感になると思っています。

 

ありそうでなかった!クラウド請求書作成・管理ソフトが出来た背景について

> サービスが出来た経緯についても伺いたいのですが、元々Misocaはどうやって出来たサービスなのでしょうか?

 

大沢氏:元々は、創業者の豊吉が「自分の悩み」を解決したくてサービスをつくったのが起源になります。請求書を作成して、印刷して、宛名を書いて、郵送する。この一連の工程が、本当に嫌で仕方なかった為に、ボタン一つで請求書を郵送までしてくれるサービスを作りました。取引先の多い個人事業主や紙の請求書を郵送されている方なら、おそらく誰もが「わかる!」と頷いてくださる内容かと思いますが、Misocaはそんな課題から出来たサービスです。

 

> なるほど。ちなみに、Misoca(ミソカ)というサービス名の由来は、どこから来ているのでしょうか?

 

大沢氏:一般的に請求書はいつ作られるものでしょうか?

 

> ・・月末?ですかね。

 

大沢氏:そうですよね。Misocaは、月の最後の日のことを指す「晦日(ミソカ)」から名前を取っていて、そういった請求書をつくるタイミングに由来しています。

 

> あー!そういった理由だったんですね、すごく納得しました(笑)

 

大沢氏:ちなみに12月31日は「大晦日」ですよね。この日は、特別にロゴも「大Misoca」に変わるので、ユーザーの皆さんは是非楽しみにしていて下さい(笑)

木下氏:ちなみに親会社の「弥生」は、旧暦の三月を指す言葉になっていて、企業であれば一般的な決算月であるケースが多いですよね。両社が持つプロダクトには、そんな近しい点もあったりするんです。

 徹底的にユーザーの声に耳を傾ける!Misocaの開発スタイル

> 少し話が変わりますが、Misocaって、UIがとてもシンプルで使いやすいですよね。開発に際しては、そういったことへの意識って強いのでしょうか?

 

弥生(株)と一緒になる前は、エンジニアがユーザーからの電話を取ってカスタマーサポート兼ユーザーヒアリングをしていたり、重要なモノはその場で対応したりもしていました。

機能が出揃ってきた現在でも、月に一度は、前月に出てきたカスタマーサポートへの問い合わせをまとめ、開発の優先順位をつけて対応をしています。

そんなMisocaの開発スタンスを表す事例として、作成した請求書を「複製する」機能があるのですが、元々は「コピーする」という機能名で、全社で合意をして実装していました。ところが、ユーザーからのヒアリングをしてみたら、コピーをするというのが、印刷をすることのコピーと理解する方もいて、それを聞いて「複製をする」という表現に変えたといったエピソードがあります。

> 確かに。請求書作成ソフトであれば、「コピー」を「印刷」の方に認識するユーザーもいそうですね・・

 

大沢氏:そうですよね。それを聞いた時は、社内でも「確かに、そうだね」と直ぐに変更をしましたし、それくらいユーザーの声をすごく大事にしている会社でもあるんです。

 

ユーザーの事業拡大に伴走していくサービスを目指す、これからのMisoca

> 最後に、これからのMisocaの展開についても教えて下さい。

 

木下氏:現在はまだ「請求書作成ソフト」の範疇だと感じていますが、今後はちゃんとお金を管理出来る「事業を支えるサービス」に進化していきたいと思っています。UIが分かりやすいといった、これまで頂いてきた評価自体は変えることなく、機能や連携サービスをより充実させていきます。

 

大沢氏:これまで個人事業やフリーランスを中心に、利用者を増やしてきたMisocaですが、今後は、スタートアップや中小企業といった法人クライアント分野への拡大と、ユーザーの成長に伴ったサービスの機能拡張を考えています。

例えば、独立されて売上が伸びて考えることの一つとして、”バックオフィス業務のアウトソース化”があると思うんですけど。Misocaもそれに合わせて、必要となる機能の拡充を今後計っていきます。これから起業をしたり、会社を大きくしたいとお考えのユーザーに伴走する様に、サービスも大きくなっていきたいと思っています。直近ではiPhoneアプリとAndroidアプリの機能拡張リリースをしたので、そちらも是非使って頂きたいです!

 

> なるほど。事業拡大に伴走してくれるサービスって、良いですね!

 

大沢氏:起業サプリを読んでいる読者の皆さんも、Misocaを使って一緒に成長していきましょう!

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