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適時適切なチャレンジ溢れる世界の実現へ向けて。業界初キャリア検索プラットフォーム「キャリアミル」ティザーサイトがオープン

公開日:2017.07.03

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キャリアミルの中核メンバー。左から遠藤 岳史氏(デザイナー)、中村 優太氏(プロダクトオーナー)、竹内茂氏(エンジニア)。

 

「キャリアミル」とは

「キャリアミル」とは、インターネット/IoTなど成長産業に特化した起業・転職支援のNET jinzai bankが提供する、人のキャリアを検索するプラットフォームである。
自身の中長期キャリアを検討・模索している方が「キャリアミル」に自身のキャリアを登録すると、オンライン上に公開されている他者のキャリアを閲覧することができる。

独自に組まれたアルゴリズムにより、自身と類似性の高い他者のキャリアを探すことができるため、適時(転職のタイミング)かつ適切(転職先)な転職が推進されるという仕組みだ。
現在は、インターネット/IoT業界で活躍される、もしくはされていた方のキャリアを中心に集約し、まずは業界特化型としてサービスを展開予定とのことである。

 

中長期キャリア構築という視点

転職活動とは、一義的には「次の会社」を探す、短期的視点に主眼を置きがちな行為である。そして、そのためのサービスは巷に溢れている。
これら既存の転職サービスの意義と重要性を十分に理解した上で、「それだけでいいのか」という問題意識を持ったのが「キャリアミル」のプロダクトオーナー中村優太氏である。

 

インターネット/IoT業界における上場企業の平均勤続年数は、現在約5年であると言われています。
このような短いサイクルの中での転職活動、より具体的に言えば求人検索とは、次の5年の行き場を探す行為に他なりません。6年目はどこにいるのか、11年後はどうなっているのか、といった中長期キャリアは不明確なのです。
また、特にスタートアップは、大企業に比べて、入社後にどのようなキャリアが構築されているのかが不明瞭になりがちです。

このように、既存の転職サービスだけでは見えにくい中長期キャリアを可視化・構築できないか、と考えたのが、「キャリアミル」開発の出発点でした。

 

自身のキャリア全体を考えた上で、そこから逆算して「次のキャリア」を考える。
―この発想は、単に「次の会社」を探す支援をする既存の転職サービスとは明白な一線を画すと言ってよいだろう。

 

2つのアプローチ

「キャリアミル」を活用することによって、中長期キャリアを構築する上での2つのアプローチが可能になるという。

 

統計データからのアプローチ

「キャリアミル」には、ある企業に過去勤めていた人、現在勤めている人を絞り込む機能を搭載しています。これによって、在籍平均期間や転職の傾向を把握することができます。(エンジニア・竹内茂氏)

この統計データを補強し、中長期キャリアの構築を高めることになるのが個別データである。

 

個別データからのアプローチ

統計データからは、例えば「CFOのうち○○%が会計士資格を保有」という情報は得ることができます。ですが、この情報だけですと、人によっては「会計士でなくてもCFOになれるのだ」という反対解釈をして、そこで止まってしまうかもしれません。

重要なのはその先です。もしユーザーが「会計士資格を保有していないが中長期的にはCFOを目指したい」という属性であるのだとしたら、「では、会計士資格を保有していないCFOはどのようなキャリアを積んできたのか」というところまでリサーチしなければならないのです。
この点で、「キャリアミル」が、各人の個別具体的なデータをご提供することには、中長期キャリアの構築のための大きな意義があると感じています。(中村氏)

 

最大の目的は「正しいチャレンジを増やす」こと

例えば目の前に暗がりが広がっているとして、そこに向かって闇雲に足を踏み出す人はなかなかいないだろう。ましてやそれが、自分の人生がかかった一歩であればなおさらである。
「キャリアミル」によってその暗がりを照らしたい、というのが中村氏の想いであり、「キャリアミル」の最大の目的である。

 

転職というチャレンジの先にどういうリスクがあるのか、そこには崖があるのか、行き止まりになっているのかがわからないから、チャレンジするのを躊躇するわけですよね。逆に言えば、何があるかが予めわかっていれば、それなりの準備ができるということです。

「キャリアミル」は、自身と類似性の高い他者のキャリアを探し当てることができるサービスです。つまり、自分が行おうとしているチャレンジの先に、どんなリスクや困難があり、どんないいことがあるか、を予め知ることができます。
これによって、「見えない不安」が少しでも取り除かれ、適時適切な「正しい」チャレンジが溢れる世界が実現できるのではないかと期待しています。

 

ミスマッチの解消にも有効

転職市場においては、2つのミスマッチが起こっているという。

1つは、「事前に聞いていた年収・職務・配属と異なる」といったような、当初から発生しうるミスマッチ。
もう1つは、「そんなつもりはなかったのに、気づいたらこんな方向にキャリアが進んでいた」「ああいうスキルが身につくはずだったのに、未だについていない」といったような、一定の時を経過してからしか知覚できないミスマッチ。

この2つ目の、気づきにくいけれど実は厄介で、場合によっては取り返しがつかないミスマッチの解消に「キャリアミル」が一役買うことにもなりそうだ。

 

転職という側面から考えた場合、その企業やポジションに留まっていればいるほど次の選択肢が狭まっているというというケースも実はあります。また、いくらご本人が「一旦別の業界に出て再び今の業界に戻ろう」と計画して外に出たとしても、そもそも戻ってもらうような需要がないというケースもあるのです。
「キャリアミル」の活用により、キャリア全体から逆算して次のキャリア形成をご検討いただければ、このような不幸なケースを結果的に回避していただくことができるのでは、とも期待しています。

 

正しいキャリアは正しい情報を基礎にしてのみ築かれる

「キャリアミル」への登録・利用は無料。モバイルでも操作しやすいように、画面の中で強弱をつける等UIにも工夫を凝らし(デザイナー・遠藤岳史氏)、登録しやすいように、入力情報は企業名・職種・在籍期間など必要最低限にしている(竹内氏)という。

特に竹内氏は、以下の点を強調する。

「真実のキャリアを入力すると個人が特定されるのではないか」という懸念から、もしかしたらあえて不正確な情報を入力しようと考えられる方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、不正確な情報を入力してしまうと、それを基にして描かれた中長期キャリアもまた不正確なものとなってしまいます。「キャリアミル」というサービスの特性上、正確な情報をご入力いただくことによって、はじめてご自身が歩みたい「正しい」キャリアを歩むことができる、ということはご承知おきいただきたいです。
当社はPマーク取得企業でもありますので、匿名性を担保し、安心して真実の情報を登録いただける環境をご用意しています。

 

編集後記

10年後、20年後の具体的な将来像を持っている人には、そこへ辿り着くための最適ルートを。
まだキャリアプランがはっきりとは見えていない人、道に迷っている人には、将来への明確な道筋を。
いずれにせよこのサービス、使わない手は、ない。

CareerMiru(キャリアミル)ティザーサイト

キャリアミル中核メンバーのプロフィール

中村 優太(なかむら ゆうた)氏
2012年にソフトバンクモバイル株式会社(現ソフトバンク株式会社)入社。営業/企画を経験し、全社の新規事業立案制度にて優勝した事業案の事業責任者として立ち上げに従事。同社内の後継者育成経営塾のソフトバンクアカデミアにも在籍し、ソフトバンク流の経営を学ぶ。
2015年7月よりNET jinzai bankに参画し、ヒューマンキャピタリストとして従事。主にeduTech, FinTech, HealthcareTech, HRtech等の領域を担当。CFO, COOからポテンシャル優秀人材まで幅広い層の支援実績を持つ。同社内では、Internet/IoTマーケットに特化した企業データベースメディア『Cotobe』をはじめ、自社プロダクトの企画/運用も担当。

竹内 茂(たけうち しげる)氏
2006年にヤフー株式会社へWEBエンジニアとして入社。『Yahoo! JAPAN』の様々なサービスのサーバサイド開発と運用に従事。2010年にGMOインターネットグループ企業に転職。スマートフォン向けASPシステムの新規立ち上げから開発を担当し、開発部長を経験。
退社後はフリーランスを経て、2015年にNET jinzai bankに参画。社内システムや自社サービス、新規プロダクトの開発を担当。

遠藤 岳史(えんどう たけし)氏
2001年大手通信会社にてインフラネットワークの運用保守に携わり、紆余曲折を経て、Web業界へ転じWebデザイン、フロントエンド周りに関わるデザイナーに転身。Web制作会社を経て2012年フリーランスとして独立。大手企業からスタートアップのデザインコンサル、イベント企画運営や技術書籍の著者をするなど、活動は多岐に渡る。
2016年よりNET jinzai bankに参画。ヒューマンキャピタリストを兼務し、コーポレート&サービスクリエイティブ全般に関わっている。

 

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