課題だらけの電話営業、レガシーな手法と教育にテクノロジーのメスを入れるIP電話システム「MiiTel(ミーテル)」株式会社RevComm 平村健勝氏【起業インタビュー145回目】|起業サプリジャーナル

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課題だらけの電話営業、レガシーな手法と教育にテクノロジーのメスを入れるIP電話システム「MiiTel(ミーテル)」株式会社RevComm 平村健勝氏【起業インタビュー145回目】

公開日:2020.08.07

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近年、テクノロジーの発達と様々なサービスの普及により、ビジネスにおける様々なシーンが変化してきた。そんな中、テクノロジーの恩恵を預からないシーンに「電話営業」があると取材前まで思っていた。ブラックボックス化されていた領域にAIとテクノロジーでメスを入れ、生産性向上と商談獲得率向上を手に入れることが出来る画期的なIP電話サービス「MiiTel(ミーテル)」。そのサービスと創業秘話について、創業メンバー 兼 CTOの平村氏に話を伺った。

 

プロフィール(株式会社RevComm  CTO 平村健勝氏)

東京工業大学大学院修士課程を修了し、アクセンチュア株式会社に入社。データサイエンス部門のマネージャーとして、最先端技術を活用したプロダクトの開発やコンサルティング案件を指揮。2018年6月より、コミュニケーションを科学するクラウドサービスを開発するスタートアップ企業、RevCommに創業メンバーCTOとして参画。

 

株式会社RevCommについて

ー 事業内容について、教えて下さい。

私たちは「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」をミッションに、

現在は、電話営業や顧客対応を可視化する音声解析AI搭載型のクラウドIP電話「MiiTel(ミーテル)」の開発と運営をしています。

 

クラウドIP電話「MiiTel(ミーテル)」とは、どんなサービスなのでしょう?

電話内容をAIで採点し可視化・都度フィードバックすることで、商談獲得率・成約率向上を支援するIP電話システムがMiiTelになります。

電話営業における、全通話録音・文字おこしから、その会話を定量的評価・会話品質の改善。更には、既存のCRMツールと連携した顧客管理の効率化など。これまで、ブラックボックス化されていた「電話営業」のありとあらゆる課題を解決し、商談獲得率・成約率向上を支援しています。

サービスの特徴についても教えて下さい。

まず一番の特徴として、我々のサービスはSalesforceにプラグインすることが可能になっており、Salesforce上から発信が出来る様になっています。(Salesforce上の)顧客リストに番号が登録してあれば、番号をクリックするだけで荷電することが可能ですし、そもそもIP電話なので、ネット環境さえ整備されていれば、オフィスにいなくとも電話営業することが可能です。勿論、Salesforce以外のCRMツールとの連携も可能になってしますし、CRMツールを導入していない企業様に向けては、Google Chromeの拡張機能からMiiTelを使用することも可能になっています。

そして、実際に通話した内容はMiiTelアナリティクスに情報が集計されます。例えるなら、電話版のGoogleアナリティクスを想像して頂くと非常に分かりやすいかと思います。ここでは、応対件数から通話内容の自動記録、お客さんとの会話のラリー回数や、通話中の抑揚の強弱、指定したキーワードの発言回数の抽出までスコアとして可視化・分析が出来る様になっています。

す、すごい!!電話営業の中身については、記録やデータとして残らないイメージがありましたけど、会話した内容の全てが自動記録され、テキストにも残り、その中身がスコア化されるんですね。

そうです。若手営業マンの課題を例に出すなら、最初は「お客さんとどんな会話をしていいか分からない」といった悩みがあるかと思います。しかし、MiiTelを使えば、トップ営業マンのやり取りも社内で共有することが出来、リアルな音声やり取りでの会話のラリーや、電話越しの空気感まで伝わるので、営業はそれを聞いて学ぶことが出来るセルフコーチングツールとしての機能も果たしています。

後はアカウントの追加削除も通常のクラウドサービス同様、ID・パスワードから簡単に設定出来るので、従来の様な追加営業分の電話回線を引いて、電話機を購入してなどといった工数とコストを削除して、これまでかけていた時間を、たった5分で完結出来る様にもなっています。

それ以外にも出来ることは沢山あるのですが、全てを取材で話すと膨大な量になってしまうので、気になる方は是非弊社にお問い合わせ頂けたらと思います(笑)

 

ー 電話営業の場合だと、先輩からトークスクリプトを作成してもらい→それを見ながら荷電する、なんてシーンを想像しますが、実際にトップ営業マンのやり取りを聞けたら成長も早そうですね!その他にも、ユーザーが御社のサービスを導入されている理由があれば教えて下さい。

幾つか要因はあるのですが、まず一つは【営業の生産性が上がることで、アポイント獲得率も上がり、結果的に会社全体の収益も上がる】ことが大きいです。そして二つ目は、【コストカット】の観点。先ほど、営業を増やす際にかかる工数やコストの話もしましたが、IP電話は固定電話に比べて、通話料金も断然安いです。教育コストという面でも、俗人的なマネジメント・外部研修に頼ることなく営業マンを育成出来る環境を準備出来るので、育成時間・これまでかけていた教育・研修コスト等を大幅にカットすることも可能になっています。

 

参考事例:新人教育が大幅に効率化 8カ月かかっていた新人育成期間を3カ月に短縮

 

その他、日々の活動履歴も残るので、コロナウィルスの影響を受けて、出社を前提とした働き方からシフトしている企業様からは、その辺りの管理機能も踏まえて、MiiTelを導入頂いています。

 

ー なるほど。競合と呼ばれる様なサービスはあるのでしょうか?

ありません。ただ、“IP電話だけのサービスを開発している会社”や“音声認識技術を持っている会社”など。MiiTelで出来ることを一部切り出した際には、競合と呼ばれる会社は存在します。しかし、それらを両方合わせ、一つのサービスとして提供している会社は現時点で国内では無いと認識しています。

 

どうせ転職をするなら社員40万人の会社から、社員1人の会社にいった方が(自分の)やれることは増える。大手コンサルから社員1名のスタートアップへ

ー 「電話営業」という領域にAIやテクノロジーが介在すること自体、とても面白いサービスだと感じましたが、MiiTelは、どの様にして生まれたのでしょうか?

冒頭に「コミュニケーションを再発明する」という我々のミッションを話しましたが、そもそも何故数あるコミュニケーションの中から「電話営業」に行き着いたのか?から説明します。

日常に存在するコミュニケーションの多くは、2つに分けられます。それは、「テキスト(文字)」と「ボイス(音声)」です。テキストは、GmailやLINE・Facebookメッセンジャーに代表されるツールが既に多数あり、そしてデータ化も進んでいますが、ボイス(音声)のコミュニケーションについては、全くデータ化されていないし、解析も進んでいません。そこから、まずは「ボイス(音声)」に特化してサービスを作ることを考えました。

 

ー 元々、平村さんはアクセンチュアにいたとのことですが、どういった経緯でジョインされているのでしょう。

きっかけは、弊社代表の會田から貰ったビズリーチのスカウトメールに興味を持ったところからです。当時出向していた会社とオフィスが隣同士にあって、仕事の合間を縫って、彼の話を聞きに言ったのですが、そこで「コミュニケーションの課題を解決したい」という熱量の高いプレゼンを受け、「じゃあ、それを何で解決するか?」という議論になった時、私から『インサイドセールスはどうか?』という提案をしたんです。当時から市場が伸びているのを現場に入りながら実感していましたし、その中で数多くの課題が存在することも理解をしていました。

そこから、もう一度ミーティングに招待されて、ビズリーチ代表の南さんや現在弊社のエバンジェリストにもなっている茂野さんも交えてインサイドセールスの課題について議論を重ねたのですが、解決したい課題が定まった時、そこから何をすればいいのか?が私の中でも明確に描けたこともあり、『じゃあ、一緒にやりましょう』と、現在に至ります。

 

ー 大手コンサルからスタートアップにジョインすることには、不安はなかったのでしょうか?

それまで前職には7年ほど在籍しており、マネージャーにも昇進し、次に何をするか?を考えているタイミングでもありました。MBAや海外留学なども選択肢の一つとしてはありましたが、逆に「起業をする」という選択肢が一番持っていなかったです(笑)

大手から、また大手にという転職も勿論選択肢としてあったとは思いますが、どうせ転職をするなら社員40万人の会社から、社員1人の会社にいった方が(自分の)やれることは増えると考えましたね。

 

今後について

ー 中長期的な展開についてお教え下さい。

まずは、競合と呼ばれるサービスがいない間に、どんどんサービスを改良していき、突出した競合優位性をつけようと考えています。

弊社には、日々ユーザー企業からの機能要望が、10〜20件/1日と来ている状況に加え、見込み顧客から「こんなことが出来れば導入する」といった提案も数多く届いています。私の役割は、そういったユーザーからの要望の本質的な課題を見極めて、それを開発に伝えていくことですが、それらにスピード感を持って答えていくことで、もっとユーザーに支持されるサービス、「電話営業といえば、MiiTelだよね」と想起されるサービスを目指します。

長期的な話をすれば、私たちは「コミュニケーションを科学する」会社として、電話営業だけに捉われず、社内会議・店頭接客・オンライン商談や採用面接など、今現在ビジネスで起こっている全てのコミュニケーションに、MiiTelが持っているAIや音声認識技術を活かし、効率化の一手を差し伸べるツールの開発なども考えていきたいと思っています。

 

ー ビジネスにおけるコミュニーケーションまで拡大して考えると、今後も色々なニーズはありそうですね!最後に、記事内でお伝えしたいPR事項などあれば教えて下さい。

電話営業の効率化や教育・ナレッジの社内共有など、お困りな企業様がいれば是非お気軽に弊社問い合わせを頂けたらと思います。

合わせて、これからのMiiTelを作っていく開発メンバーも募集しています。組織としては、リモートワークを前提とした働き方を推奨しており、リモートワーク手当てとして10万円を一律支給などの施策も取っています。こういった状況下で、エンジニアとして社会を良くしていきたい、という想いを持った方がいれば、そちらも是非ご連絡ください。

 

ー 生産性の向上と成約率のアップ、更にはコストカットまで出来るとなれば、検討しない余地はない!と思ってしまうくらいのサービスですね。これからの展開も楽しみです!今日は有難うございました。

こちらこそ、ありがとうございます。

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カタヤマショウヘイ

カタヤマショウヘイ

新卒から約6年間、人材ベンチャーにて法人営業・キャリアコンサルタント、採用コンサルタントとして従事。専門領域は、中途採用全般。2016年にフリーランスとして独立。その他、専門領域として地域活性分野にも携わっており、現在は福岡に関するUIターン向けメディア「福岡移住計画」のディレクターとしても活動中。現在は、地元群馬を拠点に「半分農家・半分〇〇」といった形で仕事と場所に捉われず、活動を拡げています。

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