これからの事業計画の作成はコレ!たった3分で策定からセルフチェックまで出来る事業計画作成ツール「ProfinanSS」株式会社プロフィナンス木村義弘【起業インタビュー135回目】|起業サプリジャーナル

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これからの事業計画の作成はコレ!たった3分で策定からセルフチェックまで出来る事業計画作成ツール「ProfinanSS」株式会社プロフィナンス木村義弘【起業インタビュー135回目】

公開日:2020.03.16

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起業や事業を立ち上げるにあたって、アイデアと共に必ず必要になってくる「事業計画」。作成の経験がある人もない人も、複雑な数字が絡むExcelの作成に苦手意識を持つ人も多いのではないでしょうか?特にスタートアップが初めて(事業計画書を)作るとなれば尚更のことと感じます。これまで作成に数日間かけていた作業が、質問に答えるだけで最短3分で完了!スタートアップのアイデアや事業立ち上げのPDCAを高速で回すことに集中させてくれる画期的なツール「ProfinanSS」と、その立ち上げ発起人である起業家 木村氏に話を伺いました。

 

プロフィール(株式会社プロフィナンス 代表取締役CEO 木村 義弘氏)

ベンチャーキャピタルにて投資先支援、特に複数のスタートアップの事業計画・財務計画策定を実施。ベンチャーのインド子会社立ち上げ等に携わった後、デロイトトーマツコンサルティングに入社。デロイトコンサルティングSEA(東南アジア)に出向し、ミャンマーオフィスの新規立ち上げを推進。主に日系企業をクライアントとして新興国戦略策定の他、政府向け産業政策立案、インフラ開発検討等のプロジェクトに従事。その後事業会社の経営企画において、国内外のM&Aを主導、買収後、各社CFOとして経営に携わる。2018年、株式会社プロフィナンス創業。

 

株式会社プロフィナンスについて

ー 事業内容について、教えて下さい。

 

最短3分で事業計画の策定からセルフチェックまでが出来るスタートアップ・企業内新規事業向け事業計画作成サービスの「ProfinanSS(プロフィナンス)」の開発をメインにしています。加えて企業の新規事業立ち上げやM&Aに関わるコンサルティング業務を行なっています。

 

ー 事業計画作成サービス「ProfinanSS」とは、具体的にどんなサービスなのでしょうか?

 

ProfinanSSは、質問に答えながら数値を入力するだけで、「誰でも・早く・簡単に」事業計画を作ることができるWebサービスです。具体的なフローでいうと、

1.ビジネスモデル(プロダクト販売/サブスクリプションモデル)に関する数字の入力

2.原価に関する数字の入力(製造原価や人件費等々)

3.保有設備に関する数字の入力(設備やソフトウェア等々)

4.資金に関する数字の入力(外部からの資金調達)

この4つの情報に関する数字を入力頂くだけで、まずは簡易的な事業計画を作成することが出来ます。この後に、もっと詳細な情報を入れ込むことで、より綿密な事業計画になっていくという流れですね。

 

ー え!すごい。話しながらやってたら出来ちゃいましたね(笑)

 

サービスの特徴としては、大きく2つあります。

・バランスシートやキャッシュフローに関する項目も質問に答えるだけで完成

・作った数字を経営に活かすセルフチェック機能

まず一点目ですが、売上・利益・コストのPL(損益計算書)に関する部分を考えるだけであれば、比較的簡単に作成することが出来ますが、BS(貸借対照表)やCF(キャッシュフロー計算書)に関連する部分を考えるとなると、意外とつまづいてしまう方が多いです。ProfinanSSではそれを「在庫は、どの程度抱えますか?」や「プロダクトの販売後、売上はいつ入金されますか?」といった聞き方で、BSやCFに関連する情報を埋めていきます。難しい言葉を使わず、極力簡単にすることでユーザーにストレス無く回答が出来る様な工夫をし、事業計画を作成出来る様な仕組みになっています。

二点目のセルフチェック機能ですが、作った数字をいかに経営に活かすか?や、投資家や金融機関に事業についてのヒアリングを受けた際にちゃんと答えられる様に自分で作った数字を振り返ることが出来る機能です。例えば、初めて事業計画をじっくり作るときに、意外に忘れて、誰かにプレゼンしたときに「あ!考えてなかった!」となりがちなのが、「市場規模」。セルフチェックで「市場規模を説明するTAM(Total Addressable Market) / SAM(Serviceable Available Market) / SOM(Serviceable Obtainable Market)について、説明することができる?」というチェック項目を用意しています。その他、事業拡大のKPIや単価の設定根拠、設備投資の内容など。

自身で作った数字の根拠や考えを整理して、自分以外の第三者に向けてそれを説明出来るか?をここで確認していただきたいです。

 

 

 

ー 事業計画に付随する色々なことが抜け目無く、色んなことが出来るんですね。

 

はい!2019年12月にオープンしたばかりのサービスで、現在はこれらの機能が全て無料で使えます。(2020年3月時点)

 

ー え、無料なんですね!どんな方々を対象としたサービスなのでしょう?

 

スタートアップの経営者層をはじめ、大企業の新規事業担当の方々を対象にしています。特にExcelや表計算が得意じゃなく、そこに苦手認識を持っている方には是非使って欲しいです。

 

事業計画書作成が抱える、3つの「課題」とは?

ー 事業計画を作ったことのない人間からの質問なのですが。事業計画の作成にあたり、課題になることにはどんなことがあるのでしょう?

 

事業計画をつくろうとした時に、大きくは3つの壁にぶつかります。

1.お手本を探しても、どれが最適なのか分からない。

2.数式の組み立て方が分からない。

3.(事業計画に)現実感を込めるのが難しい。

まず一つ目の「お手本を探しても、どれが最適なのか分からない」ですが、作ったことのない方であれば、まず手本になる事業計画を探すと思います。ここで当たる壁としては、情報は見つかるが、多過ぎてどれが最適なのか分からない、という点です。例えば、本屋にいって「事業計画書の作り方」という書籍を探せば、すぐに数十冊の書籍が見つかりますし、ネットで検索してもフォーマットは見つかったりします。情報が多過ぎるが故、手本になる事業計画が見つけにくくなっているという現状があります。

二つ目の「数式の組み立て方」についてですが、足し算・引き算・掛け算の数式であれば、多くの方が組めると思いますが、例えば「ユーザーが◯%ずつ増えた時の売上の変化」といったシュミレーションをする際の変数の使用や複雑な設定になってくると途端につまづいてしまう方は多いです。後は実際にExcelが出来る方でも、数式や計算をミスして、うまく事業計画が作成出来ないといったケースもよくあります。俗に言う「バランスしない!」状態です。きちんと事業計画を作ったことがある人はこの言葉に背筋がゾッとするものです(笑)。

そして最後の「現実感を込めるのが難しい」ですが、事業を伸ばしていく中で「ユーザーを100人増やします」「◯人を社員を増やします」「社員◯人になったらオフィスを移転します」と言った、前提や仮説。これらをやったことのない方であれば、『どうやって新規ユーザーを100人獲得するのか?』について具体的な施策とこれに伴うコストがわからなかったりします。社員も平均給与がわからなかったり。また意外に大きい支出になる「採用費」が抜けたりします。で、採用費もいくら?といったら分からない。人数が増えると当然家賃も増えますよね?30人のメンバーを賄うオフィスの広さってどれくらいなのか?このようなリアルな部分が抜けてしまいます。経営者によっては「えいや!」で仮の数値を置いたり、抜けたり。きちんと調べる経営者であれば、各項目を調べることに時間が奪われてなかなか完成できない。

 

ー なるほど。一般的に事業計画の作成にかかる工数って、どれくらいなのでしょうか?

 

やったことない方で、0から数式を組んでとなれば2-3日では足らないと思います。少なくとも1ヶ月くらいは週末を潰して取り組まれる方が多いのではないかと思います。

けど、簡易的なものであれば、ProfinanSSを使えば、30分あれば作成出来ちゃいます。

 

ー それは、やったことのない私からしても、とても画期的に思えます!

 

サービスを作った側のメッセージとしては、事業の立ち上げは、コンセプトを作って、それを数字に落とし込み、出来た数字を見ながら、もう一度コンセプトをブラッシュアップする。この【抽象的な部分(コンセプト)】と【具体的な部分(数字)】をいったりきたりする作業がとても大事だと思っています。それをいかに高速で回し、そして繰り返すことが経営においても重要になるので、その事業計画を作成するという作業に極力時間を取られず、本来の「事業を伸ばしていく」ことに集中して貰いたいと思っています。

 

(自分で)やってみて苦労したとか辛かった経験は、きっと他の人も同じ想いをしている。そこに対して解を出していきたい。

ー 起業をされた経緯についても伺いたいのですが、いつ頃から起業を意識していたのでしょうか?

 

実は10年前から考えていまして、今の会社のドメインを取得したのもタイミングなんです。

 

ー その時にはサービスの構想も持っていたのでしょうか?

 

はい。キッカケになったのは、当時勤めていたベンチャーキャピタルでの経験でした。当時の投資先で、現在は上場しているバイオベンチャーの事業計画の作成を担当することになりました。上司から「事業計画作れ!」と任された私は、2ヶ月間頑張っても数字の完成しない事業計画を作成する日々過ごしました。まさしく、難しい数式の計算にエラーが続いてしまい、Excelのセルに切り刻まれる夢を見るくらいに悩まされていました(笑)結果的に、それまで作ったExcelを一度捨てて、0から作り直したら何とかうまくいったのですが、それ以降の仕事でも同じ様なことを経験した私は、段々とその作業自体が非効率だと考えて、自身で確認項目をA4用紙1枚の質問票にまとめ、それを投資先 に埋めて貰う。その質問票を共有頂いたら翌日には、Excelの事業計画の初稿が出来ているようにしました。実際の仕上げにはそこから細かな変数の設定について投資先と一緒に詰めるということをしていたので、だいたい1週間くらいで作り上げるということをしていました。。

 

ー ProfinanSSみたいですね(笑)

 

はい。その時にサービスの原型というか、このサービス自体の需要をすごく感じましたね。

(自分で)やってみて苦労したとか、辛かった経験って、きっと他の人も同じ想いをしているはず。事業計画の作成に関して言えば、周りを聞いても皆んな同じ様な苦労をしていたので、そこにちゃんとした解を出していきたいと思いました。

そこから、2010年に前身となるサービスを始めたのですが、当時はまだ会計ソフトすらクラウド化されていない時代の中で一度挫折を経験しました。その後、大手コンサル会社で大企業の新規事業企画や、海外支社の立ち上げの経験を積みました。その次の事業会社で、国内外でのM&Aに携わり、国内外の子会社のCFOとして計画作成だけではなく、実際の経営に携わる、という経験に恵まれました。その期間にも、当時自分が考えていたアイデアに代わるサービスが出てこなかったのと、私自身が企業の色々な成長フェーズに関与することで「企業のフェーズ毎に事業計画の管理や課題感は変わってくる」というのを実感を持って学べたのを機に、『今なら、もう一度ちゃんとしたビジネスに出来る』と考え、2018年に再スタートしました。

 

ー 常に事業を立ち上げる現場にいたことが、サービスのブラッシュアップにも繋がった経験になったんですね。

 

これまでの様々な経験が、原体験という点となり、ある日改めて“線”で結ばれた感じはありました。それに、一度挫折して会社に勤めながらも「今やるなら、こういう機能を入れよう」とか考え続けてきました。ここまで考えているのであれば、悔いが残らないよう、最後までやりきるか!と思えたことも大きかったです。

 

今後について

ー 中長期的な展開についてお教え下さい。

 

まずは、企業や事業の成長ステージごとに求められる機能をこれから整えていきたいと思います。ユーザーの成長に伴って、成長し続けるプロダクトを目指していきたいです。将来的には、海外での展開も考えています。ProfinanSSで扱う数字は、freeeさんやマネーフォワードさんが扱う会計基準に則った「財務会計」とは違い、「管理会計」と呼ばれる“経営に活かす会計”です。この分野であれば、そこまで国ごとの会計基準に縛られることなく、ある程度の言語対応とローカライズが出来れば、海外での展開も可能だと考えています。

 

ー 最後に、記事内でお伝えしたいPR事項などあれば教えて下さい。

 

まずは、沢山の方にProfinanSSを使ってもらいたいです。

事業計画を表計算ソフトで作ることに身構えてきた皆さんが、数字で経営を考えることの意義・パワー・威力を実感して貰いたいです。また、実際にプロダクトを使ってみて「もっとこんな機能が欲しい」「こういったことが出来たら」といったフィードバックを沢山頂けると嬉しいです。現在、資金調達にむけても動いているので、興味を持ってくださる先もあれば、是非ご連絡を下さい。

 

ー そうですね!まずは、是非使っていただきたいですね。今日は有難うございました。

 

こちらこそ、ありがとうございます!

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