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起業に踏み切る前に「副業」するメリット

公開日:2016.12.15

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みなさんこんにちは、このサイトを見に来てくれる方は少なからず起業に興味があり、実際に起業の準備をするなど行動を起こしているのではないでしょうか。

実質賃金が伸び悩み、大企業だからといって安泰という時代ではなくなったこのご時世、会社にいて辛い思いをするよりは、独立し新たな挑戦をしたいという方は増えていると思います。

しかしいきなり起業するというのはリスクがあるのも事実です。テレビなどに露出しているIT起業家が、「年収1億」などと言っているのに影響され、見切り発車で今の会社を辞めるというのは賛成できません。

 

起業は慎重に

起業家志望の方は、実際起業して成功することで得られる羽振りの良い生活を夢見がちですが、そのような人はごく一部です。起業家の8割近くを占める自営業者の約7割は年収300万円円未満しか得ることができていないのです。そして成功している一部の人も自分のビジネスを維持するために血のにじむような努力をしているのです。

私は起業に反対しているわけではありませんし、特に若い方は一度しかない人生を後悔しないためにも是非チャレンジして欲しいと思います。しかしそのチャレンジを無駄にして後悔しないためにも、ある程度見通しを立てることが大切だと思うのです。
見通しを立ててから起業に踏み切るために僕は副業をおススメします。ここで言う副業とは、自分がやろうと思っているビジネスを、起業に踏み切る前に副業としてやってみることです。実際起業する前段階として副業をしている僕が考える副業のメリットをお伝えします。

 

リスクを最小限に抑えていろいろ試すことができる

会社を辞めて起業していざやってみたら全然上手くいかず撤退なんてことは誰もが避けたいですよね。まして守るべき家族がいれば尚更です。そこで自分が起業して実現しようとしているアイディアを副業でやってみて上手くいくか試すというのは、リスクも少ないですしリスクが少ないからこそいろいろ試せるというメリットがあります。

私の知人で服のオーダーメイド販売をする会社を立ち上げようとして在職中にその仕事に着手した者がいました。彼は外国語が堪能だったので外国の工場に設計図を渡し生産を受注しようと考えていました。しかし実際にやってみると、外国の工場に依頼してクライアントの要望通りの物を作るのは、予想以上に困難で結局日本で作る以上のコストがかかり撤退してしまいました。

彼はこのビジネスでは失敗してしまいましたが、次にまた別のことをやって今は違うビジネスで独立しています。もし服のオーダーメイドの事業を会社辞職後に始めていたら、今の彼はなかったかもしれません。

これは一つの例に過ぎませんが、副業でまず始めてみて見通しを立てることはリスクを軽減できるとともに様々なことにチャレンジできるというメリットがあるのです。

 

副業が少しでもうまくいけば本業で自信がつく

これは僕の経験に基づくものですが、副業で上手くいけば本業での自信に繋がるということです。

起業するのだから本業で自信つけても…と思う方もいるかもしれません。しかし忘れてはいけないのは本業を疎かにしてはいけないということです。いずれ会社を辞めるにせよそれまでは本業にも真剣に取り組まなくてはいけませんし、それが自分自身にいい影響をもたらします。

さらに副業が影響して本業が軌道に乗り今の仕事が面白くなり、会社内の評価が高まり結局会社にずっといたとしたら、それはそれでいいと思います。僕自身本業が上手くいかず悩んでいた時に副業が上手く回りだすと、本業にも自信がつき上手くいくという傾向にあります。

実際本業が上手くいっていないと、自信喪失になりがちでプライベートも上手くいかないなど悪循環に陥りがち。自信を喪失してしまうことは百害あって一利なしです。副業で上手くいくことが自分の自信を取り戻す良いきっかけになってくれるのです。

起業しようと考えている皆さんとって少しでも助けになればと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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投稿者について
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青原そう士

大学院を卒業後、証券会社に勤務。国際情勢や経済分析の仕事に携わってきた。その後メーカーでマーケティング関連の仕事をする傍らメルマガ発行など副業に勤しみ独立を夢見るネオサラリーマン

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