建設業のDX推進ツール!業界の見積業務を最適化するSaaSツール「GACCI」株式会社GACCI 若本憲治【起業インタビュー215回目】|起業サプリジャーナル

  1. 起業サプリジャーナル TOP
  2. 建設業のDX推進ツール!業界の見積業務を最適化するSaaSツール「GACCI」株式会社GACCI 若本憲治【起業インタビュー215回目】

建設業のDX推進ツール!業界の見積業務を最適化するSaaSツール「GACCI」株式会社GACCI 若本憲治【起業インタビュー215回目】

公開日:2023.09.27

̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

高齢化や労働人口の減少に伴う人材不足で長時間労働が常態化している建設業界では、2024年問題として労働環境の改善が求められています。今回紹介する「GACCI」は、そんな建設業の見積業務を最適化するSaaSツールとして現在成長を加速中のサービスです。急成長中のサービスについて、起業家の若本氏にお話を伺いました。

プロフィール(株式会社GACCI 代表取締役社長 若本憲治氏)

起業、M&A、新規創業等を通じ、複数の企業経営経験を持つ。GLOBAL GEEK AUDITIONでは準優勝、Open Network Lab 第25期では、ベストチームアワード賞を受賞。現在は、建設業界の主に設計と施工の間の「プレコンストラクション」と呼ばれる領域をデジタルの力で効率化を目指す企業、株式会社GACCI(本社:東京・鳥取)の成長を加速中。GACCIは​​2023年に、シードラウンドでの資金調達を実施。2020年に公共工事の入札情報サービスをM&Aした事をキッカケに新事業を着想。 2021年8月からプロダクト開発への理解を深める為G’sアカデミーでプログラミング学習を開始。 建設業のユーザーからの声を元に地方の建設業界の課題解決に取組むプロダクトを開発中。

 

株式会社GACCIについて

ー 事業内容について、教えて下さい。

株式会社GACCIでは、建設業の見積を最適化するSaaSツール「GACCI」の運営をしています。

 

ー 建設業の見積を最適化するSaaSツール「GACCI」とは、どんなサービスなのでしょうか?

GACCIは建設業の煩雑な見積業務をSaaSで効率化、最適化するプロダクトです。 一般的に、建設業者の見積業務では数十社の企業からの見積の集約作業が必要です。建設業界のなかでも、総合建設業、専門業者、材料を提供する商社やメーカー、建設機械を提供する企業など、様々な企業間で、フォーマットや提出方法や、データ形式、内容の粒度が定まっていません。これまで、この見積業務の煩雑さが大きな要因となり、公共工事の入札にあたり、本来最も重要な、工事の分析や経営判断を通じた見積精査が難しいという課題がありましたが、これらの課題解決に向け、数十社にわたる、何千項目ものデータの厳密な管理、平準化を通じ、効率的に見積業務が遂行できるようにしたのがGACCIです。

 

ー 建設業で行われている、見積の集約作業というのはどれくらい大変な業務なのでしょうか?

公共工事を例にとった場合、行政から公募が出てから入札するまでにおよそ12営業日しかありません。実はその内の10営業日が見積の集約と作成に充てられており、経営的な判断に必要な時間は残り2営業日しかないというのが実情です。また元請けから下請けに対する見積の依頼も20社、30社は当たり前の世界なので、元請けはそこの管理や上がってきた見積の項目の精査などにも膨大な時間を割いています。そして、そのほとんどが電話や転記といったアナログな手法で進められているんです。

 

ー なるほど!それは確かに大変な業務ですね・・

また社内の中でも一部の人に業務が集中している点や、一般的に10%前後と言われる建設業の粗利率を見ると、見積の取り間違えは最終利益に大きく作用してしまうことや、それを最終ジャッジする大事な工程に満足のいく時間が取れていないというのが現場で起きている実情です。ミスが起きても仕方のない構造に加え、現在は建材の高騰も続いていることもあり、各社頭を悩ませている部分です

 

ー 実際にGACCIを使うことで、そういった業務の効率化が図れているのでしょうか?

これはテスト導入段階での結果ですが、鳥取市にある建築上位10社にGACCIを導入して頂いたところ、10社全てが見積業務が50%以上効率化されたという結果が出ています。

 

ー それはすごいですね!建設業というと、まだまだレガシーな印象をもちますが、これを現場で導入される側(下請け)の反応はどうでしょうか?

導入頂く元請けさんからもそこの懸念が大きく、私たちとしても心配していた部分ではあったのですが、利用する下請けさんからの不満の声はほぼなく、導入時の操作説明で概ね使い方を理解してくれています。

 

サービス誕生のきっかけは、事業継承。若本さん自身が伝える「課題の見つけ方」とは?

ー 起業することの意識は、いつ頃から持っていたのでしょう?

自分自身で起業をするという意識は持っていなかったです。元々、両親が商売をしていたのでそれを継ぐ気でずっといました。ですので、就職の選択も家業に近い業界を選択し、就職をしたという経緯です。

 

ー そこから実際に起業されたきっかけについても教えてください。

両親が自動車タイヤの販売をやっていたこともあって、33歳の時に私は両親の商売とは別でタイヤをECで売るというビジネスで初めて起業をしました。そこから地元企業をはじめ、中小企業のM&Aや事業承継をこれまで7社ほどやってきています。実はGACCIもそこがキッカケで生まれたサービスなんです。

 

ー そうだったんですね!「GACCI」を想いついた経緯についても伺っていいでしょうか?

3年前に鳥取県内にある公共工事の入札情報を取り扱う会社を事業承継したのがキッカケになったのですが、現状のサービス改善点を見つける中で、建設会社200社にヒアリングを行ったところ「入札情報ではなく、見積の取りまとめの方が大変だ」という意見が圧倒的に多く、そこでGACCの構想が生まれました。

 

ー なるほど。GACCIの様なユーザーペインは実際に業界に入らないと気がつけないニッチな課題だと思いますが、これから起業をしたいと考えている人に向けた「課題の見つけ方」について若本さん自身の考えがあれば教えてください。

「課題が見つけられない」というのは、起業する際に実際よくあることなのかなと私自身も思います。そんな中でお伝え出来ることがあるとすれば、やはり課題は結構深いところにあるので、浅く、広くみても中々見えてこないものだとも感じます。私自身の話をすれば、これまで7社ほどM&Aや事業承継に関わってきたのも、自分から取りにいったのではなく全て人のご縁から始まり、そこから各業界について触れていくという流れでした。結果、GACCIの様なユーザーペインが見つかり、サービスが誕生したという流れですので、やはりそこの見つけてくる課題の深度だったり、自分とその業界との関わり方だったりは、最終的なユーザーが本当に解決して欲しかった課題の大小にも通じてくるのではないかと思っています。

 

ー とても参考になるお話です。インターネットや検索で見つかる程度の課題では、まだまだ本質的な課題には遠いということですね。

まあ、それも実際に顕在化している課題であると思いつつ、それについてはきっともう誰かがやっているでしょ、と(笑)

 

今後について

ー 中長期的な展開についてお教え下さい

現在、GACCIでは建設会社さん向けに無料のお試しプランを提供しています。 早速、大手さんからも問い合わせがくるなど順調に申込みが増えてきていますので、ここから得られるフィードバックをサービスに反映し、さらにサービスをブラッシュアップしていきたいと思います。

 

ー 最後に、記事内でお伝えしたい事項もあればお願いします。

先ほどもお伝えしましたが、現在100社限定で無料のお試しプランを提供しています。※ まずは建設会社さんに使って頂き、サービスを実感してもらえると嬉しいので、この機会に是非GACCIを使ってみてください。
ゼネコン100社限定、煩雑な見積業務を最適化するプロダクト「GACCI」無料お試しプランを提供

 

ー 是非1社でも多くの企業さんに体感して欲しいですね!本日はありがとうございました。

こちらこそ、ありがとうございます。

̃Gg[͂ĂȃubN}[Nɒlj

人気の記事

最新記事

カテゴリー

タグ