銭湯3.0!! 都心に出来る新しい銭湯は「仕事」と「休息」が同居するハイパーな銭湯だった!(株)chill&work rose氏【起業インタビュー83回目】|起業サプリジャーナル

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銭湯3.0!! 都心に出来る新しい銭湯は「仕事」と「休息」が同居するハイパーな銭湯だった!(株)chill&work rose氏【起業インタビュー83回目】

公開日:2018.11.08

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「面白い起業家はいないものか・・」と取材ネタを探し、色んなメディア回遊していた中で見つけたCAMPFIREでのプロジェクト【仕事して、ひとっ風呂浴びたらビールでしょ。すべて揃えた《ハイパー銭湯》つくります】。(銭湯再生系のプロジェクトかな・・)と思いきや、内容を見れば、再生ではなく新たに創るらしい、しかも東京に。この銭湯、お風呂に入る機能だけでなく仕事も出来るらしい、しかもビールまで飲める。そして、このプロジェクトは何と一人の女性が立ち上げている。彼女が立ち上げるのは、郊外・国道沿いに位置するスーパー銭湯ではなく、都心に出来る新しい銭湯「ハイパー銭湯」だ!オープン直前の鉄骨むき出しの施設の中、ファウンダーであるchill&work rose氏にお話を伺いました。

 

プロフィール(株式会社chill & work CEO rose氏)

株式会社 chill & work CEO / ボーイズ・エチケットブランド「shyboi」Producer・Designer / ハイパー銭湯「BathHaus」番頭
1989年生まれ。大学在学中、ポーランド・ワルシャワ大学へ1年間交換留学。
卒業後はグリー株式会社にて、大手IPの協業案件を担当。2014年より株式会社エウレカにてカップルアプリ「Couples」の立ち上げに参画し、事業部リーダー・PMを務める。その後、株式会社エブリーにて広告事業の立ち上げ、株式会社ペロリにて新規事業開発に従事。2017年10月に株式会社chill & workを設立し、ボーイズ・エチケットブランド「shyboi」をスタート。現在は、2018年11月末オープンを目指し、コワーキングスペース・銭湯・クラフトビール&日本茶バーを併設したハイパー銭湯「BathHaus」を立ち上げ中。

株式会社chill & workについて

> 事業内容について教えて下さい。

 

自社プロダクトとして、ボーイズ・エチケットブランド「shyboi」の企画・製造・販売をしており、その他、企業からの依頼に応じてプロジェクトベースで広告のプランニングやアプリ制作のディレクションなども手がけています。そして、この11月末にハイパー銭湯「BathHaus」を代々木上原にオープンさせます。

 

> ハイパー銭湯!? BathHausとは、一体どんな場所なのでしょうか?

 

江戸時代以降の日本では、「庶民のお風呂」と「町の憩い場」の機能を併せ持つ「銭湯」が広まり、その後レジャーや休息を目的とした「スーパー銭湯」が登場しました。日々の暮らしに欠かせない銭湯が町にあるのに対し、非日常空間であるスーパー銭湯は主に郊外に位置しています。

今回わたしが考えている「ハイパー銭湯」は、日々の暮らしを構成する「仕事」「入浴」「休息」を1つの空間で実現させることをコンセプトとしています。そのため、郊外ではなく、従来銭湯がつくられてきた町を立地に選択し、日々の暮らしを営む拠点にしてもらえたらと思っています。

 

> なるほど。ハイパーと頭に付くのは、スーパー銭湯からの進化・派生といった意味合いもあるのですね!

 

そうですね。銭湯からも、スーパー銭湯からも派生した形態だと考えています。

その街に、仕事をしに来る人も、(街で)生活をする人も、どちらもくつろげる様な場所。銭湯という媒体(メディア)を通して、そこに来る色んな人が交わる場所になったら良いなと思っています。

 

  “冷たい”と思っていた東京で、銭湯が持つ「オープンコミュニケーション」な空気感に惹かれる

> そもそも、なぜ「銭湯」に着目されたのでしょうか?

 

わたしは関西出身で、東京に出てきて初めて銭湯に行くようになりました。当時、住んでいた麻布十番にも沢山の銭湯があって(こんな都会にも銭湯があるんだ!?)と気になって行くようになったのが、銭湯に触れたきっかけでした。

それまでは東京に対して”冷たい”という印象を少なからず持っていたんですけど、銭湯で同じ浴槽に浸かるおばちゃんが裸という最も無防備な姿なのにも関わらず、めちゃくちゃ気さくで、全てを受け入れてくれる感じがすごく心地よかったんです。海外に留学していた時期があったんですけど、発言やアイディアをまず肯定して受け入れてくれる文化や、街を歩いていると気さくに話しかけてくれる空気感に銭湯がとても似ていると感じたんですよね。“冷たい”と捉えがちな東京の中でも、銭湯では他人との温かいコミュニケーションがあることを知った瞬間でした。そんな銭湯に流れている優しい時間を参考に場所づくりをすれば、もう少し柔らかい人づきあいや温かさを町に溢れさせることが出来るんじゃないかなって感じて・・

 

> でも、普通はそこから「じゃあ銭湯やるかー」とは、なりにくいですよね。

 

そうですね(笑)最初は、ただ本当に(銭湯良いな)と思っていただけだったんですけど、

去年仕事でLAに行く機会があって、そこで仕事が出来る設備が整った、レストランとヨガスタジオが併設された場所があったんです。そこには、仕事をしにくる人や、ご飯を食べに来る人、ヨガをしに来る人たちもいたり、、それぞれがマイペースに自分の時間を過ごしている空間が素敵だなと感じて、(こういうコワーキングスペースが日本にもあったら良いな)と思いました。

ただ、ヨガとコワーキングをそのまま日本に持ってきても、日本での暮らしとの調和を考えるといびつだなと感じました。そこで(何と組み合わせたら馴染むのだろうか…)と考えた時に「あ、銭湯だ!」って。

 

>(笑)なるほど!

 

日本にはお風呂に浸かる習慣が根付いていますよね。温泉に行くことが好きだったり、サウナが好きだったり。そういった「お風呂を使ってリラックスする」ことは既に文化として存在していると思ったので、入浴と仕事場を掛け合わせることをアイデアとして思いつきました。

 

> 確認なのですが、今回のBathHausは、お一人でやられるのでしょうか?

 

はい。会社としては、現在は私一人です。とはいえ、外部のエンジニアやデザイナーにwebページを制作してもらったり、醸造所や飲食店などの友人や知人が助けてくれているので、本当に一人きりという気持ちではないです。

 

これまでの経歴から現在(起業)に至るまでのお話

> 現在に至るまでの話も伺いたいのですが、元々はどんな経歴からスタートされているのでしょうか?

 

新卒でグリーに入社し、IP協業案件を担当していました。その後、エウレカに転職をし、カップルアプリ「Couples」の立ち上げに参画し、そこで事業部リーダー・PMとして、アプリの企画や事業提携先の獲得・メディアの広告営業、、など立ち上げからグロースに関わる全ての業務を横断的に担当していました。その後、エブリーで広告事業の立ち上げ、ペロリで新規事業の立ち上げを経験し、フリーランスを経て現在に至ります。

 

> 常にネットサービスの時流にいる様な経験をされていたんですね!そこから、どうして起業されようと思ったのですか?

 

起業のきっかけと呼べるようなものは、、実はあんまり無くて。語弊があるかもしれませんが、流れで独立したといった感じなんです(笑)

ただ、ある頃から(私はこのまま会社でキャリアを積みたいのだろうか?)という漠然とした悩みを持つようになってはいました。

 

> (会社でキャリアを積みたいのかな?)というのは、どんな感情からきていたのでしょう?

 

そうですね、、「自分の手で0から創り出したくなった」とか、そんな感覚が近いと思います。

既に完成されたプロダクトをグロースさせることより、新しく何かをつくっていくことに面白みを感じていたのだと思います。その時の感情が、(私はこのままキャリアを積みたいのだろうか)といった感情に繋がっていったのかもしれません。

 

> 既に5出来ているものを10にしていく過程より、0→1をつくっていく過程を求めていた感覚なのでしょうか。

 

そうですね。

※取材中、現在絶賛施工中のBathHausにもお邪魔した。

 

> 話題は変わるのですが、インターネット業界でのスキルが豊富にある中で、なぜ今、あえて難しい「有形のプロダクト」や「場づくり」に挑戦するのでしょうか?

 

元々インターネットが小・中学生の頃から好きで、就職のタイミングではネット業界を選び、その経験をベースにこれまでのキャリアを歩んで来たのですが、アプリもブランドも建物も「プロデュース」や「創る」という観点では似てるんじゃないかなって思っています。

いまやインターネットはあらゆるサービスやモノのベースになっているなと感じていて、それは別にリアルをやっていても、絶対に必要とされる要素なので、リアルの事業をやるとしてもこれまでの経験を活かすことはできるのではないかと思います。まあ、あとは単純にやってみたかったっていうのが大きいです(笑)

 

> 新しく立ち上げるって、資金的な部分でも相当リスクを負うと思いますが、不安とかないですか?

 

・・たまに寝る前に不安になったりはしますが。まあでも、やるしかないので(笑)

去年、様々な経営者の方を取材する機会があったのですが、当然皆さんリスクを背負って事業を大きくさせてきたはずなのに、とても楽しそうに目を輝かせて話をしてくださったんです。数年ぶりにお会いした方は、さらに大きな目標を掲げられていたりして。そんな姿に後押しされた部分はあると思います。また、グリー時代の同期でも資金を調達して事業を始める人が増えてきたことも、ハードルを下げてくれていると思います。

 

皆んながマイペースに生きられる場所であったり、それぞれのマイペースが守られる場所を作りたい 

> 中長期的な展開についてお教え下さい

 

会社として、まずはBathHausを立ち上げて軌道に乗せることに集中したいと思っています。

11月末にプレオープンを予定しているので、今はその準備に全力を尽くしています。

長期的には、オンライン・オフライン問わず、新たな価値を生む場所やモノをプロデュースしていきたいと考えていて、つくりたいテーマに合う土地であれば東京や地方、国内外問わず、展開したいとも考えています。

 

> 会社やBathHausを通じて、実現したい(伝えたい)世界観などもあれば教えて下さい。

 

ただただ仕事に集中する人もいれば、のんびりしたい人がお風呂に浸かったり、ビールを飲みながらのんびりする。そういった色んな人が同居していく、誰もがマイペースに生きられる場所であったり、それぞれのマイペースが守られる場所を作れたらと思います。

ゆくゆくは、そこにくるメンバーの人たちの企画によってBathHausが盛り上がっていったり、

BathHausが位置する通りは、近隣の代々木上原駅前や幡ヶ谷に比べると静かな場所なのですが、BathHausに人が日常的に集うことでこの通り(地域)が盛り上がっていくといいなとも。

 

> 最後に、記事内でお伝えしたい告知事項があれば教えて下さい。

 

はい。2つありまして、

・コワーキングスペースの入居者を絶賛募集中です。

BathHausのホームページにも掲載していますが、現在入居頂ける方を募集していますので、ご興味のある方は是非Webをチェック下さい。

・11月末にプレオープン予定です。

11月の最終週には、コワーキングエリアとバーエリアのお披露目・内覧会をやろうと準備しています。間に合えばですが、ビール片手に内覧会が出来たらと思っています。

 

> まずは、11月末のプレオープンが楽しみですね!今日はありがとうございました。

 

ありがとうございます。

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