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発起設立と募集設立どちらを選択すべき??

公開日:2017.01.11

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今回は、株式会社の設立の方法についてお話します。
株式会社の設立には、発起設立と募集設立があります。

発起設立とは

発起設立とは、株式会社の設立に際し、発行される株式の全部を発起人が引き受けるものをいいます。
規模の小さい会社の設立は、この方法によることが多いのが現状です。

募集設立とは

一方、募集設立とは、株式会社の設立に際し、発起人以外の人にも株式を引き受けてもらう方法をいいます。この方法による設立の場合は、株式の募集、株式申込み、割り当て、引き受け、払い込み、創立総会という複雑な手続きが必要になります。

両者の違い

その他両者の違いとしては、発起設立では払込金保管証明書が不要という点があげられます。この場合は、残高の証明で足ります。募集設立では、株式申込人保護のため、銀行に払込金保管証明書を作成してもらう必要があります。この払込金保管証明書を作成してもらうには、数万円かかります。

また、発起設立では、一度払込みがなされれば、設立登記前でも払込金の引き出しができるようになりました。

まとめ

以上見てきたように、より多くの資金を集める必要があるなどの場合を除き、まずは小規模で会社設立を進めるという場合には、手続きも簡素で費用も抑えられる発起設立の方法を選択することをおススメします。

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投稿者について
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綴木 晴彦

1982年生まれ。中央大学法学部卒、中央大学大学院卒。教育系の企業にて執行役員として新サービス開発などを統括。ビジネスマンのキャリア開発、資格取得の支援などを行う。その後、人材系のベンチャー企業である株式会社ネオキャリアに参画し、事業部長として新規事業開発に従事。社内起業として行政書士法人jinjerを設立。外国人の就業支援・ビザ取得支援、会社設立支援、企業の資金調達支援、補助金取得支援などを行う。

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