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「100年企業への理念共有と人材共育PDCA」東京中小企業家同友会新宿支部主催記念講演レポート

公開日:2017.04.21

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ささやかな偶然がいくつか重なり、東京中小企業家同友会が主催する株式会社ねぎしフードサービス代表取締役根岸榮治氏の講演を聞く機会を得た。今回はそのレポートをお届けする。

 

100年企業への理念共有と人材共育PDCA

根岸氏の経歴等は他の記事に譲るとして、本記事は「100年企業への理念共有と人材共育PDCA」という題目で開催された講演の中から、特に印象に残ったお話のエッセンスをご紹介したい。

人は財産である

ここでいう「人」とは、とりわけ従業員を指す。したがって、根岸氏の辞書では「ジンザイ」=「人財」であって、使い捨ての「人材」ではない。
それを象徴するように、ねぎしフードサービスでは、アルバイトをはじめとした従業員満足度の向上に努める施策を実に数多く実施している。お話を拝聴していて、従業員=内部顧客であるという姿勢が徹底されているように感じた。

根岸氏の「PDCA」

「P」=「PLAN」という点は通常の定義通りだが、「当事者意識を持つために、その仕事に関わる人財は皆、この最初のフェーズから関わらなければならない」という理念はオリジナリティがある。

「D」=「DO」も一般的だが、上記のように「PLAN」と「DO」はセットであるのが根岸氏の経営哲学だ。

「C」=「CHECK」ではなく「COMMUNICATION」だそうだ。お客様との関係においても、社内でも、とにかくコミュニケーションを密にすることを徹底しているとのこと。

「A」=「ACTION」。ただし、ただ行動するのではなく「やり切る」ことが肝要だと強調されていた。
これまで多くの起業家の方々を取材させていただいたが、この「やり切る=グリット」を重視する起業家は非常に多い。むしろその意識があるからこそ、これまで勝ち残ることができているということなのかもしれない。

これから求められる人財

根岸氏は、例え話を交えつつ3つのポイントを挙げられていた。

自発性

在来線と異なり、新幹線が時速300kmのスピードで走り続けられるのは、全ての車両が自走可能なモーターを搭載しているからだ。
これからの事業もまた然り。自発的な人財が求められるであろう。

主体性

これからのマネジメントの形は、野球型ではなくサッカー型。
つまり、ベンチの指示を待って、それ通りに動く人間ではなく、一瞬で変わる展開を自分で判断し行動できる主体性のある人材が求められるであろう。

気概

通りすがりの旅人が、3人の石切職人に尋ねた。なぜあなたは石を切っているのか、と。
1人目は「親方の命令だから」と答えた。
2人目は「稼ぎのためだ」と答えた。
3人目は「大聖堂を造るためだ」と答えた。

己の仕事に誇りを持ちなさい、己の成長のために仕事をしなさい、というのが根岸氏のメッセージだった。

 

中小企業家同友会について

さて、今回の講演を主催した中小企業家同友会(正確には、主催は「東京中小企業家同友会新宿支部」)という団体についても少し調べたので、ご紹介させていただきたい。

中小企業家同友会とは

中小企業家同友会の記載を引用させていただくと、中小企業家同友会とは、「全国都道府県の中小企業家同友会による協議体」であり、「中小企業家が自主的に参加し、手作りの運営を心がけ、中小企業家のあらゆる要望に応えて活動する」任意団体だそうだ。
なお、「大いに見聞をひろめ、企業の繁栄をめざそうとする中小企業家であれば誰でも入会でき」るそうである。

東京中小企業家同友会

同友会は各都道府県に存在しているようで、それがさらに支部に分かれている。
たとえば東京中小企業家同友会は、勉強会や交流会をさまざま実施しており、そのひとつが非会員でも参加できる今回の講演であった。
なお、会員になるためには、原則として既会員1名からの推薦が必要だとのこと。会費は入会金が20,000円、月額7,000円(2017年4月調べ)。

会員の属性

入手した情報の限りでは、さまざまな業界の会社の代表取締役や支店長クラスが数多く会員となっておられるようだ。
今回の講演にお邪魔した参加者の皆さんの年齢層から推察しても、相当の事業経験や経営体験を重ねておられる方々が多い印象だ。

「起業したての頃は、誰に何を相談すればよいのかわからなかった」という話もよく聞く。人脈を広げる、異業種交流という観点からも、中小企業家同友会への入会は有用な手段のひとつかもしれない。

東京中小企業家同友会への入会案内は→こちら

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