【起業インタビュー第20回】誰もが笑顔で働ける社会に―走るフリーライターの東奔西走を追う|起業サプリジャーナル

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【起業インタビュー第20回】誰もが笑顔で働ける社会に―走るフリーライターの東奔西走を追う

公開日:2017.04.06

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片山昇平氏黒田悠介氏佐藤にの氏下澤純子氏
起業サプリジャーナル編集部は、さまざまな業界でフリーランスとして活躍される方々にお話を伺ってきた。
今回は、ライティング業界でご活躍中のフリーランスの方にインタビューさせていただいた。

 

三河 賢文(みかわ まさふみ)氏
ライター歴11年半。大学卒業後、2社での会社員経験を経てフリーランスで独立。2013年に事業を法人化しナレッジ・リンクス(株)代表に就任。ライター活動と法人経営を並行しつつ、ランニングのパーソナルトレーナーや中学校の部活指導など多方面で活動する。

 

フリーランスは怖くない

フリーランス(独立)に至った経緯、もっと踏み込んで言えば、「フリーランスを宣言することの怖さ」のようなものはなかったのか。三河氏はこう語る。

会社員時代、経営数値を分析していたら、倒産のリスクが顕在化しているのを発見したことがありました。その時はたまたま私が自分で発見したわけですけど、ある日突然自分の勤め先が潰れてしまう、ということもあり得ますよね。
そういう経験がありましたので、独立するリスクと会社に勤めるリスクはそれほど変わらないと思ったのが、フリーランスを選んだ理由の1つです。

もう1つの理由は、子どもとの時間を多く持ちたかったということです。
1人目の子供が生まれた時は勤務先での仕事が忙しく、子育てにあまり時間を割くことができませんでした。もっと多くの時間を割いて、子どもの成長を間近で見ていたいと思ったので、フリーランスを選んだのです。

フリーランスを選ぶことについて、奥様は何と?

「驚いたけど、なんとなくそんな気がしてた」と言われました(笑)
ただし、「会社員時代の給料を上回る可能性を1年以内に私にプレゼンできなければ、会社員に戻ってほしい」とも言われました。

なお、奥様からのこのミッションは、独立後10ヶ月でクリアしたそうだ。

 

フリーランスのメリット

三河氏が考えるフリーランスのメリットはどこにあるのか、伺ってみた。

全てのスケジュールを自分で組めるわけですからコントロールしやすいですし、「自分が把握していない不測の事態」というものが起こりません。それがクライアントからの信頼にも繋がります。
また、ライターとしての活動時間を確保するという点でも、1人の方が何かとありがたいですね。

 

“走る”フリーライター

ご自身も“走る”フリーライターとして活躍されている三河氏。
取材依頼をした際に「では走って御社にお伺いしますね」と言われたので、あえてぜひ普段着で、とお願いして弊社にお越しいただいた。

三河氏はさらっと「走って伺います」とおっしゃったが、その距離はハーフマラソンに相当する約20km。素人が走れる距離ではない。
実際にマラソン大会にエントリーし、その模様を体験取材するなど、まさに趣味と実益を兼ねた活動をされている。
【参考記事】
「つくばみらい市制10周年に誕生したマラソン大会 仮装、給トマト、物凄い表彰数にほっこり、ビックリ」

独立してから、走ることが習慣化して楽しくなりました。走っていると、余計なことを考えずに頭が冴えてくるんですよね。走り始める前に悩んでいたことが、走り終えた時には結論が出ていた、なんてこともしばしばあります。

ちなみに、走り始めてから、81kgあった体重が55kgまで減ったそうだ。今ではエントリー種目に応じて体脂肪率も調整されるとのこと。これはダイエット記事も依頼すべきか。

 

ライティング業界のこれから

あらゆる業界で変革が起きている昨今、ライティング業界も例外ではない。最近のトピックについて、三河氏の意見を伺ってみた。

キュレーションメディア騒動に思うこと

これからはますます記事の質、オリジナリティが重視されていくことになるのだと思います。誰が書いたかわかる「顔の見える」記事や生の声が増えていくのではないかと期待もしています。
近時、メディアの数は飛躍的に増大していますが、人が処理できる情報量には限界がありますから、いずれ淘汰される日が来ると思うんです。その時に生き残れるようにありたいですね。

AIの台頭に関して

AIが決算記事を完全自動配信、日経が開始(日経ビジネスオンライン)などの記事にあるように、AIが執筆をするという時代が到来している。この点を三河氏はどう考えておられるのか。

AIは情報収集とデータ処理には優れています。ですから、決算報告など客観性の高い記事とは親和性が高いと思います。
一方、書き手の主観が重視されるコラム系の記事などは、人間とAIの競合は起こらないと考えています。また、読み手を想定すること、例えばトライアスロンの記事を書くにしても、対象が初心者なのか経験者なのかによって記事の内容が変わるわけですが、この点でAIはまだ対応が遅れています。
いずれにしても、これからは客観的な記事と主観的な記事という二極化が進んでいくのではないかと思っています。

 

目指していること

最後に、目指していること、今後への想いを伺った。

フリーランスの私は、全てを自分で選択できる環境、自由があり、毎日が楽しく充実しています。ですから、笑顔で働けることを広めたいという想いが根底にあります。
運営に関わっているフリーランス協会では、フリーランスが安心して働ける環境の構築・整備のお手伝いをしています。フリーランスが抱えがちな、社会的信用や健康面・金銭面での不安、スキルアップや交流の機会の不足などが補完できれば、と思っています。最終的には、正社員とフリーランスが同列で選べるような社会にしたいですね。

 

編集後記

仕事、お子さん、ランニング、ダイエットなど、話題は多岐に及んだが、どの話をされる時でもとても楽しそうだったのが印象的な取材だった。
とにかく、人生は楽しんだ者勝ちであることを改めて教わった。

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